9月15~17日に千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールで、テレビ朝日主催のライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2018」が開催された。この記事では
トップバッターはOfficial髭男dism。4人は「愛なんだが・・・」でライブを開幕させると、「異端なスター」「Tell Me Baby」といったグルーヴィな楽曲を演奏し、観客の体を揺らしていく。ミディアムナンバー「115万キロのフィルム」を聴かせたあと、藤原聡(Vo, Piano)は「みんなと一緒にめっちゃハッピーになれる曲を持ってきました!」と言うと、コール&レスポンスを開始。そのままなだれ込んだ「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」で、彼らはフロアにシンガロングを巻き起こした。特効が派手に炸裂する中「ノーダウト」をプレイした4人は、ラストナンバーとして「SWEET TWEET」を演奏。オーディエンスが手を振って飛び跳ねるハッピーな光景を作り出してライブを終えた。
2番手のNulbarichは「Everybody Knows」でライブを始めると、続く「It's Who We Are」ではきらびやかなバンドサウンドで会場を盛り上げていく。「咳と練習のしすぎで喉を痛めてしまった」と言うJQ(Vo)は持参したハチミツを飲むと、「Follow Me」を披露。不調を感じさせない艶のある歌声で観客を魅了する。続けて壮大なサウンドの「Kiss You Back」をプレイし、ムーディな「On and On」では場内にファンの合唱を響かせた。MCで「声つぶれて帰ろうが、悔いないから」と語ったJQは、人気曲「NEW ERA」を力強く歌い、ダンスチューン「Zero Gravity」へとつなげる。彼は「ain't on the map yet」を気持ち良さそうに歌ったのち、「Almost There」を届けると「超楽しかったっす。また会いましょう」と挨拶してステージをあとにした。
大歓声に包まれながら登場したsumikaは「フィクション」で勢いよくライブを開始。「MAGIC」をプレイしたのち、片岡健太(Vo, G)は「皆さん元気ですか? ちょっと足りないかな? こういうときにみんなを回復させられる呪文あった気がするなあ? なんだっけ?」ととぼけると、ロックチューン「ふっかつのじゅもん」で会場を一気にヒートアップさせ、続く「マイリッチサマーブルース」でオーディエンスにタオルを振り回させた。大盛り上がりのフロアを目にした片岡は「みんな優しすぎる」と観客に感謝すると、劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」のオープニングテーマ「ファンファーレ」をまっすぐに届ける。続けて「Summer Vacation」を歌った片岡は、9月7日放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」で競演したNEWSについて「生歌の声量がハンパなかった」と話し、今回の競演者それぞれの歌唱力を賞賛。彼らは最後にポップチューン「Lovers」を演奏すると、笑顔で手を振りながらステージを去って行った。
4番手に登場したのはLittle Glee Monster。バンドを従えた彼女たちは「全力REAL LIFE」で元気よくライブをスタートさせると、タオルを振り回しながら「SAY!!!」を歌唱し、伸びやかな歌声を会場に響かせる。MCを経て、リトグリは「青春フォトグラフ」でライブを再開すると、アッパーチューン「OVER」でフロアのテンションを引き上げていく。ライブ中盤には、観客のハンドクラップに乗せてアカペラメドレーを展開。Earth, Wind & Fire「FANTASY」やファレル・ウィリアムズ「Happy」、星野源「SUN」、マイケル・ジャクソン「Thriller」といったナンバーで、彼女たちは卓越した歌唱力を惜しみなく披露し、大きな拍手を浴びた。さらに「好きだ。」をパフォーマンスした5人は、「Jupiter」を情感豊かに歌い上げて観客を圧倒。最後は2018年「コカ・コーラ」イメージソング「世界はあなたに笑いかけている」で明るくライブを締めくくった。
Superflyは「Beautiful」でドラマチックにライブをスタートすると、続けてヒットナンバー「愛をこめて花束を」を熱唱し、歓声と拍手に包まれる。彼女はコール&レスポンスを行って観客のテンションを高めたのち、花道を進み出て「Alright!!」「タマシイレボリューション」をパワフルに歌唱。MCで彼女は「1曲くらいは勇気を振り絞って前に出ようって話していたんですけど、気がついたら2回もそっちのほうに行っていて……」と笑い、「激しい曲が続いたので、次はあったかくて優しい曲を」という曲紹介からバラードナンバー「Bloom」をじっくり聴かせた。Superflyは、ブルースアレンジの「マニフェスト」でロングトーンを会場に響かせたのち、「Fall」をダイナミックに歌い上げて出番を終えた。
トリを務めたのは、イベント前日の9月15日に結成15周年を迎えたNEWS。ファンの大歓声が会場に響きわたる中、マイクスタンドの前にそろった4人は「チャンカパーナ」でライブの口火を切った。タオルを振り回しながら「BLUE」を歌った彼らは、続く「恋祭り」ではトロッコで会場中を移動してファンを歓喜させる。MCでは手越祐也が初日の「ドリフェス」にHYDEとX JAPANを観に来たことを明かし、Xジャンプならぬ“Nジャンプ”で会場を1つに。4人は物販のTシャツを組み合わせて作ったという今日限定の衣装を紹介したのち、最新ナンバー「『生きろ』」でライブを再開すると、バラードナンバー「madoromi」へとつなげ、オーディエンスの心を揺さぶった。4人がジャニーズJr.を従えてパフォーマンスした「夜よ踊れ」では、サングラスをかけた小山慶一郎や増田貴久がスクリーンに映し出されるたび歓声が沸き上がり、加藤シゲアキが「君の、君の美貌が僕を狂わせた」と決め台詞を放つと黄色い声が会場に鳴り響いた。「JUMP AROUND」「BLACKHOLE」とクールなナンバーを立て続けにパフォーマンスしたあと、和傘の演出が映える「KAGUYA」を艶やかに歌い踊ったNEWS。4人は「U R not alone」で会場全体に大合唱を轟かせると、最後に代表曲「weeeek」を披露。ファンが飛び跳ねる中、銀テープが盛大に放たれ、ドリフェス2日目に幕が下ろされた。
なお3日間のイベントの模様は、2019年1月にテレ朝チャンネルにてオンエア予定。
テレビ朝日ドリームフェスティバル2018」
2018年9月16日 幕張メッセ国際展示場9~11ホール セットリスト
Official髭男dism
01. 愛なんだが・・・
02. 異端なスター
03. Tell Me Baby
04. 115万キロのフィルム
05. 犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!
06. ノーダウト
07. SWEET TWEET
Nulbarich
01. Everybody Knows
02. It's Who We Are
03. Follow Me
04. Kiss You Back
05. On and On
06. NEW ERA
07. Zero Gravity
08. ain't on the map yet
09. Almost There
sumika
01. フィクション
02. MAGIC
03. ふっかつのじゅもん
04. マイリッチサマーブルース
05. ファンファーレ
06. Summer Vacation
07. Lovers
Little Glee Monster
01. 全力REAL LIFE
02. SAY!!!
03. 青春フォトグラフ
04. OVER
05. アカペラメドレー
06. 好きだ。
07. Jupiter
08. 世界はあなたに笑いかけている
Superfly
01. Beautiful
02. 愛をこめて花束を
03. Alright!!
04. タマシイレボリューション
05. Bloom
06. マニフェスト
07. Fall
NEWS
01. チャンカパーナ
02. BLUE
03. 恋祭り
04. 「生きろ」
05. madoromi
06. 夜よ踊れ
07. JUMP AROUND
08. BLACKHOLE
09. KAGUYA
10. U R not alone
11. weeeek
NEWSのTV・ラジオ出演情報
リンク
- テレビ朝日ドリームフェスティバル2018|テレビ朝日
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【ライブレポート】NEWS、Superfly、sumika、リトグリらが歌唱力で沸かせたドリフェス2日目(写真30枚) - 音楽ナタリー https://t.co/QhzjV8ik07