今作で映画初出演にして主演を務めた平手。公開初日を迎えた感想を司会者に問われると、彼女は「実感がなくて……変な感じです」と恥ずかしそうにつぶやいた。また、オレンジ色に染め上げたヘアスタイルで観客の前に現れた板垣は、登壇時にファンから上がった驚きの声に「不審がられていると思うんですけど(笑)、たくさんの方に観ていただきたいです。よろしくお願いします」と自己紹介をする。
平手演じる天才女子高生小説家・鮎喰響の才能を見出す編集者・花井ふみ役を務めた北川景子は平手と毎日連絡を取り合い、実生活でも役柄と同じように常に平手に寄り添っていたという。挨拶の中で「心に響いたエピソード」を問われた北川は「また映画界に戻ってきてほしいという思いを持っていたので、ひーちゃん(平手)に『いい思い出だった』って言ってもらえたことが響きました」とコメント。横でこの言葉を聞いていた平手は「いい思い出だったし、いい出会いをさせてもらえたなと思いました」と北川の思いを受け止めた。また、同じ問いに対して「なぎら健壱さんのギター。」とボードに書き込んでいた板垣は「話の流れをぶった切ってすみません!(笑) なぎらさんの『健康な奴キライ!!』って曲がすごくよくて……」とマイペースな回答で場内の笑いを誘いつつ「でも、なぎらさんもいいけど(作中の)響の歌が一番響きました!」と軌道修正を図る。そして平手は「マネージャー」とボードに書き込み、その理由を「マネージャーが『響』を好き過ぎて、朝の初回から映画を観に行って、今日だけで4回泣いていました。それが面白いなと思って。うれしいですけど、突然泣くので『え……』となります」と明かしていた。
挨拶の中では登壇者へのサプライズとして、原作者の柳本光晴からの手紙が読まれる場面があった。「平手さんの響は本当に響でした。最高の映画を見れたと思います。平手さん、本当にありがとうございました」という柳本からの言葉に、平手は「すごくうれしいです。原作の方から言われると自信になると言うか、『ああ、そうなのかな』と思います」と小さく笑った。そして、報道陣向けの写真撮影を終え最後の挨拶に立つと彼女は客席に背を向け、共演者と月川監督に向かって深く一礼。自身の感謝の思いを伝えたのち「本当にすごくいい出会いをさせていただいたなと思っています。本当にありがとうございました。この映画を観て、響の生き様が一番に届いたらいいなと思ってます」と観客へ向けて呼びかけていた。
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- 映画『響 -HIBIKI-』公式サイト
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