RUANN東京ワンマンでファンに感謝「みんなのために音楽を作れることが幸せ」

RUANNのワンマンツアー「RUANN TOUR 2018 SUMMER "LOVE & HOPE"」の東京公演が、8月26日に東京・新宿ReNYで開催された。

RUANNは8月11日に行われたこのツアーの大阪公演にて、9月にトイズファクトリーからメジャーデビューすることを発表。デビュー発表後初のワンマンライブとなった東京公演にも多数のファンが集結した。

1曲目では2人のダンサーを従え、The Jacson 5の「I Want You Back」のカバーを華麗なダンスとともに披露したRUANN。曲を終えると「こんなにたくさんの人が来てくれてうれしいです。ライブが終わって外に出たら『えっ？ 涼しい！』って思うぐらい、熱いライブにしたいと思います！」と、外の熱気に負けないパフォーマンスを誓った。

続いてはアコースティックギターの弾き語りで「The Beautiful girl is about u」を披露。フロアからは合唱が起こり、RUANNの歌声と一体化した。その後はRUANNがリスペクトするレディー・ガガの「Born This Way」を高らかに歌い上げ、さらにONE OK ROCKの「Wherever you are」を情感豊かに歌うなど、表現力の豊かさをさまざまなカバー曲でアピールした。

MCで「今日はずっとそわそわしてました」とワンマンライブ直前の心境を素直に明かしたRUANNはその後もTWICE「TT」のカバーをキュートに歌い、「頑張る君へ」を力強いギターストロークとともに熱唱する。DEAN「instagram」のカバーでは一転して妖艶さも感じさせるボーカルを披露し、オーディエンスを魅了した。

「Perfect life」のあと、本編終盤では再びダンサーを加えてのパフォーマンスを繰り広げる。「Pinky World」「GET THE GLORY」をパワフルに歌い踊ったRUANNはファンに向けて改めて9月のメジャーデビューを報告し「今から歌う曲が私のデビュー曲です」と語って、「LOVE & HOPE」で本編を締めくくった。

アンコールでRUANNはオーディエンスに「1年前までは650人の人達が自分の歌を聴いてくれるなんて想像も付かなかったです」と語りかける。そして「いじめとかもあって、『この世界がもっとよくなればいいのに』と思っていたけれど、それは自分が変われていない証拠。だからステージに立ちたいと思ってTwitterやYouTubeを始めたらいろんな楽しいことが起きて、いろんな人が私を見つけてくれました。自分のためにやっていた音楽を、今はみんなのために作れることがすごく幸せです」と笑顔で話し、大きな拍手を浴びた。

そして「I'm just walking without you」を力強く歌い上げ、ラストは「The Beautiful girl is about u -TeddyLoid ver.-」をダンサーを加えて披露。RUANNはステージ狭しと走り回り、会場中のファンとコミュニケーションを取りながら全力のパフォーマンスを展開した。終演後、RUANNは12月23日にこの日と同じ新宿ReNYにてクリスマスワンマンライブを開催することを発表。オーディエンスを大喜びさせた。