上野でパンダとご対面なるか？RGバスツアー、東京名所巡る最終日

レイザーラモンRGのバスツアー「ライブナタリーPresents レイザーラモンRGが『いただきます』『DO THE パンダッ！』を歌いながら行くミステリーバスツアー」が8月7日に東京で開催された。

このバスツアーはRGが6月に初のCDシングル「いただきます」をリリースしたことを記念し8月5日に熊本、6日に大阪と和歌山、7日に東京で行われたもの。この記事では東京のツアーの模様をレポートする。

3日間にわたって行われたバスツアーの最終日となった東京編。RGは本ツアー別日と同じく“日本あるある連盟会長”に扮したが、今回は銀髪のカツラを被っての登場となった。彼は昨晩の大阪～東京間の移動中、大雨により熱海で足止めを食ったことについて触れ、The Beatles「Let It Be」に乗せて熱海あるあるを熱唱。浜松での思い出話に関連し、浜松あるあるが歌われた矢沢永吉「止まらないHa～Ha」ではタオルの代わりにZOZOTOWNのハンカチを振り回し、バスツアーのスタートを大いに盛り上げた。

この日最初に訪れたのは上野動物園。シングル「いただきます」の収録曲「DO THE パンダッ！」にちなみ、RG一行はさっそくパンダの観覧へと向かった。観覧列に並んでいる間、RGは素早いジャブを披露したり、華麗なフットワークで移動したりとコミカルなパフォーマンスを展開。さらにバスツアーの参加者たちに声をかけ、ひとときの交流を楽しんでいた。早朝かつ雨天ということもあり、列はおよそ1時間でパンダ舎に到着。RGは記念撮影を行いつつ、「わあー！」「かわいいー!!」と愛くるしいパンダの姿に悲鳴を上げていた。その後、一行は上野動物園内を散策し、ベンガルトラやテナガザルなどを鑑賞。バードハウス内ではRGが鳥の鳴き声を真似してコミュニケーションを図ろうとするうち、布袋寅泰の「POISON」を歌い出すというサプライズで参加者の笑いを誘った。

無事パンダとのご対面を終え、RG一行は次の目的地である築地市場へと移動。バス内では上野動物園からバスまでの帰り道、RGがヤクルトレディから購入したヤクルトが支給され、乾杯の音頭がとられた。ECHOES「ZOO」やC-C-B「Romanticが止まらない」といったナンバーに乗せての上野動物園あるあるでは「なかなかクマが出てこない」「ライオンが草食べがち」など歌唱。先ほどの動物園での体験をにぎやかに振り返った。築地市場に到着すると、RGは結んでいた銀髪をほどいて下車。假屋崎省吾そっくりの見た目になり、道行く人たちの注目を集めていた。RGの誘導のもと一行は築地魚河岸へとたどり着き、フードコートにて一緒に昼食を堪能。築地ならではの一品に舌鼓を打った。

上野動物園で予定よりも早くパンダを観ることができたため、その後は当初予定になかった東京タワーを訪問。こちらでは内田裕也ふうのサングラスが欲しいというRGたっての希望で、タワー内の物販を巡った。ロックンロールなサングラスを購入したRGはそのまま似顔絵屋へと立寄り、サングラスを身に着けた姿を描いてもらった。

東京タワーをあとにしたRGはSIAM SHADE「1/3の純情な感情」やZIGGY「GLORIA」をバックに、東京タワーの売店あるあるを歌いながら明治神宮へと移動。ここではシングル「いただきます」のヒットを祈願し、神楽殿に足を運んだ。参拝を済ませた一行はそのままNHKホール前まで歩き、今年の「NHK紅白歌合戦」出場を願って記念撮影を行った。そして最後のバス移動ではシングル曲「いただきます」「DO THE パンダッ！」のほか、サザンオールスターズの楽曲群に乗せてNHKあるあるや紅白歌合戦あるあるを歌いハイテンションに。解散場所に到着するとRGが最後にCDのサイン会を行い、3日間にわたって行われたバスツアーは無事に終了した。

今回のイベントの様子は、参加者たちがTwitterのハッシュタグ「#RGCDデビュー」を付けて投稿しているので、あわせてチェックしよう。なおRGは「いただきます」をリリースしたレーベルSLENDERIE RECORDの主宰である藤井隆と、9月12日に同レーベルから1stミニアルバム（タイトル未定）をリリースする椿鬼奴の3人で9月に全国ツアーを行う。