天月-あまつき-、Eve、Sou「サマーパーティー」で2000人とライブやゲーム楽しむ

7月20日に天月-あまつき-が主催するライブイベント「サマーパーティー2018～ぼくらの家へようこそ！～」の千葉公演が実施された。1日2公演が行われたうち、本稿では夜公演の模様をレポートする。

この日の公演には天月-あまつき-のほか、EveとSouの2人が出演。ステージには彼らが一緒に暮らしているという設定のシェアハウスを模したセットが組まれ、ソファ、本棚といった家具やぬいぐるみ、浮き輪などの小道具が置かれたステージで一風変わったライブイベントが繰り広げられた。

定刻を迎え、天月-あまつき-がEveとSouの2人をステージに呼び込むと、3人はソファに腰かけて「この夏にしたいこと」をトーク。「海に行きたい」「花火をしたい」などそれぞれの希望が出たところで3人は、“パーティの始まりを告げる曲”として「太陽系デスコ」で声を合わせてライブをスタートさせた。1曲歌い上げ、EveとSouをステージから送り出した天月-あまつき-は、新曲「かいしんのいちげき！」を歌唱。ステージ上のスクリーンにはミュージックビデオが映し出され、オーディエンスは映像と共に彼のパフォーマンスを楽しんでいた。

天月-あまつき-がステージを捌けると入れ替わるようにEveとSouが登場。2人は「明星ギャラクティカ」「彗星ハネムーン」とナユタン星人作曲のアップチューンを立て続けに披露し、会場内のテンションに火を点けた。それぞれのソロステージを経て、再びステージにEveとSouが揃うとMCへ。Souは約2000人が収容されている会場内を見渡し、「1階！ 2階！ 3階！」と観客を煽って大歓声をさらった。2人は「い～やい～やい～や」「ロキ」の2曲をデュエットし、息の合ったコラボでファンを沸かせた。

再びステージに天月-あまつき-が姿を現すと、彼はEveと2人で「ナンセンス文学」を歌い始める。曲中、天月-あまつき-がMVで描かれている振付や手拍子を再現してみせると観客たちも動きを合わせ、会場内は一体感のある空気感に包まれた。続く「ダンスロボットダンス」では天月-あまつき-とSouがコラボ。この日のイベントならではのコラボに、ファンは歓喜の声を上げて喜んでいた。

ライブ後半は天月-あまつき-がソロパートを展開。最新アルバム「それはきっと恋でした。」に収録された「きみだけは。」「StarMan!!!」「きっと愛って」といったラブソングを歌い上げてオーディエンスを魅了した。MCで天月-あまつき-はこの日の共演相手について「友達として仲がいい」と話し、EveとSouの2人が東京・Zepp DiverCity TOKYOでのライブを控えていることや自身が東京・日本武道館でワンマンライブを開催することに触れ「夏の前哨戦として今回のパーティができてうれしい」と笑顔で語った。MONGOL800「小さな恋のうた」のカバーでは、客席からも声が上がり、会場内に盛大な歌声が響きわたった。

ライブ終盤、再びステージ上に3人がそろうと、会場内のオーディエンス全員とビンゴゲームをして遊ぶことに。3人は前日に買ってきたという景品をステージ上で紹介し、自分たちもビンゴカードを手にしてゲームを楽しんでいた。見事ビンゴを達成した観客にプレゼントが行きわたったところで彼らはライブを再開。最後に季節感あふれるサマーチューン「打上花火」「夏祭り」の2曲が届けられ、この日のパーティはお開きとなった。

なお8月12日には「サマーパーティー2018～ぼくらの家へようこそ！～」の大阪・オリックス劇場公演が実施される。この公演には天月-あまつき-、志麻、となりの坂田の3人が出演する。