熱演が生んだ想定外！チームしゃちほこZepp Tokyo公演でメンバー&ファン歓喜

チームしゃちほこの全国ツアー「チームしゃちほこ SPRING TOUR 2018～日本中でJUMP MAN！？幸せの使者は君だッ！～」の東京公演が昨日6月17日に東京・Zepp Tokyoで行われた。

グループ史上最大規模となる今回のツアーのコンセプトは“ラジオ”。開演前のBGMとして流れていた番組「泉のテキトーレディオ！」がラストナンバーとしてRADIO FISH「PERFECT HUMAN」をオンエアすると、「ピッピッポーン！」の時報でSPECIAL LIVE RADIO「チームしゃちほこ SPRING TOUR 2018～日本中でJUMP MAN！？幸せの使者は君だッ！～」がスタートする。「ういろう・ザ・チャンピオン」の勇ましいSEと共に豪華な2階立てのステージに登場したチームしゃちほこは、「JUMP MAN」で元気よく東京公演の幕を開けた。5人は続けて2曲を披露したあと、東京までの新幹線の座席についてのトークから「一度は乗りたいグリーン車」と歌う「そこそこプレミアム」につなげて観客を楽しませる。彼女たちはそれぞれの自己紹介と近況報告のMCをはさむと、堤幸彦監督によるミュージックビデオが近日公開予定の「シャッチーチャンス」でライブを再開。この曲の最後には撮影コーナーが設けられ、観客はそれぞれのカメラに笑顔のメンバーを収めた。

ライブ中盤の秋本帆華と坂本遥奈によるMCコーナーでは、「坂本遥奈に言われたら幸せな言葉」というテーマでファンから寄せられたフレーズを坂本がその場で言ってみせる。「ハルにも一口ちょうだい」「ズルをしても君が欲しい」などのセリフを口にする坂本を見たファンは歓声を上げるが、それ以上にこのテーマを考案した秋本が悲鳴を上げた。そしてファンからのリクエスト曲を披露するコーナーではキラーチューン3曲を連続でパフォーマンス。フロアを爆発的に沸かせたあと、大黒柚姫の「チームしゃちほこには珍しい恋心を歌った曲になります。みんな恋の心を“思い出してね”」という曲紹介から「カラカラ」を情感豊かに歌い上げてファンの心を揺さぶった。

そして5人は「雨天決行」で再び観客のテンションを引き上げると、そのままアッパーチューンを畳みかけてライブを締めくくった。ツアーのセットリストなどを自分たちで考える中でメンバーが頼もしく思えたと秋本が述べ、「6年やってきましたけど、このツアーを通して、また一回り大きくなったのかなって実感しました」と感慨深げに語ったあと、5人は観客に笑顔で手を振って退場。メンバーがステージから去った後、チームしゃちほことRADIO FISHのコラボレーションシングル発売のニュースがオリエンタルラジオによるナレーションで発表されると、場内には「以上をもちまして本日の公演はすべて終了となります」というアナウンスが流れる。しかし、興奮冷めやらぬファンは「しゃちほコール」でライブの継続を粘り強く求める。すると彼らの熱意に応じてメンバーが再びステージに登場。チームしゃちほこは想定外のアンコールを喜びつつ、5人で話し合って決めた最後の1曲で観客をしっかりと満足させて東京公演の幕を下ろした。

チームしゃちほこは６月22日に愛知・Zepp Nagoyaでツアーファイナルを実施。24日には愛知・大高緑地公園特設ステージで無料野外ライブイベント「SYACHI FES 2018 powerd by FREEDOM NAGOYA」を開催する。