エビ中「熟女になっても」をガンダム前で初披露、グラサン姿のYASUBOYSがラップ決める

私立恵比寿中学が6月6日にニューシングル「でかどんでん」をリリース。これを記念したイベントを昨日6月9日に東京・ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場にて行った。

廣田あいかの“転校”により、真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子の6人編成になったエビ中が、新体制初のシングルとしてリリースした「でかどんでん」。東京都心で今年初の真夏日となった昨日、6人は同作の収録曲をすべて披露し、会場後方に立つ実物大のユニコーンガンダム像付近まで集まった多くのエビ中ファミリー（エビ中ファンの呼称）を楽しませた。

おなじみの「ebiture」に乗って元気よくステージに現れたエビ中は、U-re:xが手がけたシングルの表題曲「でかどんでん」を最初にパフォーマンス。2曲目に西寺郷太（NONA REEVES）が作詞、佐藤優介（カメラ＝万年筆）が編曲を担当したポップなナンバー「スウィーテスト・多忙。」を歌唱して観客を魅了した。MCで自己紹介を終えた6人は、続いてSUSHIBOYSをフィーチャーした楽曲「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」を初披露することを明かし、サビのフレーズ「文句ありますか？」に対し「ないでーす！」というコールを叫ぶようエビ中ファミリーにお願いする。曲中には一旦ステージの端に捌けた安本がサングラスをかけて再登場し、“YASUBOYS”としてSUSHIBOYSのラップパートを見事に決めて会場を沸かせた。

さらに新体制を象徴する楽曲だという「響」を歌ったエビ中は、「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」を披露した感想を語りだす。安本は曲中に着用したサングラスが5月にハワイ・ホノルルで行われた「ホノルル駅伝＆音楽フェス2018」に出演したときに小林が現地で購入したものであることを説明しつつ、「このあとのツアーでもどんどん披露していけたらなと思っています」と現在開催中の全国ツアー「私立恵比寿中学 SHAKARIKI SPRING TOUR 2018～New,Gakugeeeekai of Learning～（新・学芸会のすゝめ）」を宣伝した。

サングラスの話などでひとしきり盛り上がったエビ中は、5月にリリースされた椎名林檎のトリビュートアルバム「アダムとイヴの林檎」でカバーしている「自由へ道連れ」を歌唱し、エビ中ファミリーを大いに喜ばせた。最後には柏木が、8月18、19日に山梨・山中湖交流プラザきらら シアターひびきで行われる野外コンサート「エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖2018」を告知。途中、会場名を言い間違えてしまった彼女が「『ファミえん』の告知いつも言えないの！ でも今日は言えたことしましょう」と話すと、すかさず小林が「文句ありますか？」と観客に問いかけ、会場には満場一致の「ないでーす！」の声が。華麗なフォローを見せた小林がメンバーから喝采を受ける形でライブは締めくくられ、その後6人は「でかどんでん」の購入者を対象としたハイタッチ会でエビ中ファミリーとの交流を楽しんだ。

なおエビ中は8月5日に東京・一ツ橋ホールにて、8月にひかりTV、dTVチャンネルで配信される短編ドラマ「君は放課後、宙を飛ぶ」の完成記念イベント「君宙ゼミ 夏の集中講座 ～予習・復習大事だよ！」を開催。3部制のこのイベントではドラマの前半6話の先行上映や、メンバーが撮影の裏側を語るトーク企画などが行われる。エビ中のオフィシャルファンクラブ「秘密結社★ブラックタイガー」では明日6月11日11:00から15日11:00までチケットの先行予約を受け付ける。