sleepy.ac、UNCHAINらが魅せたアコースティックな一夜

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スペースシャワーTVが運営する音楽SNS「mob」が主催するライブイベント「mob LIVE vol.1-ポトフ-」が、3月2日に東京・原宿VACANTで開催。sleepy.ac、UNCHAIN、TAXMAN(THE BAWDIES)×ウリョン(cutman-booche)の3組に加え、オープニングアクトとしてNAOITOが出演し、木造りのアットホームな空間を舞台にアコースティックスタイルで競演を繰り広げた。

バンド編成のライブではあまり披露しない「さかなになって」を披露したsleepy.ac。この曲を演奏する際、山内憲介(G)がアンデス25F演奏のため吹き口をくわえると、その姿を見た成山が「山内君大丈夫? 君は本当にそれでいいの?」といつものように山内をいじり始め観客の笑いを誘った。

バンド編成のライブではあまり披露しない「さかなになって」を披露したsleepy.ac。この曲を演奏する際、山内憲介(G)がアンデス25F演奏のため吹き口をくわえると、その姿を見た成山が「山内君大丈夫? 君は本当にそれでいいの?」といつものように山内をいじり始め観客の笑いを誘った。

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関西出身らしくトークでもオーディエンスを惹きつけたUNCHAIN。MCではしっかりワンマンライブの告知も行い、アコースティックライブとは違う雰囲気を楽しんでほしいとアピールした。

関西出身らしくトークでもオーディエンスを惹きつけたUNCHAIN。MCではしっかりワンマンライブの告知も行い、アコースティックライブとは違う雰囲気を楽しんでほしいとアピールした。

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TAXMANとウリョンは終了後の抽選会で司会進行を担当。ウリョンは抽選を行うときに会場を盛り上げるためQUEEN「We Will Rock You」のイントロを力強く口ずさんだり、TAXMANは即興ラップを披露したりと揃って迷司会ぶりを発揮した。

TAXMANとウリョンは終了後の抽選会で司会進行を担当。ウリョンは抽選を行うときに会場を盛り上げるためQUEEN「We Will Rock You」のイントロを力強く口ずさんだり、TAXMANは即興ラップを披露したりと揃って迷司会ぶりを発揮した。

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弾き語りスタイルでオーディエンスを迎えたNAOITO。本日3月3日に1stアルバム「雑食familia」をリリースした。

弾き語りスタイルでオーディエンスを迎えたNAOITO。本日3月3日に1stアルバム「雑食familia」をリリースした。

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会場のドアを開けると、まずはNAOITOの歌声が観客を出迎える。ザラリとしたギターの音色に乗るブルージーな声が、開場を待つ人たちを音楽の旅へと誘っていく。ぬくもりのある音で場内が満たされたところで、NAOITOのパフォーマンスは終了。ステージのある2階に場所を移し、ライブ本編がスタートした。

トップバッターを務めたのは、「MUSIC UPDATE」から誕生したユニットTAXMAN(THE BAWDIES)×ウリョン(cutman-booche)。すっかり旧知の仲といった雰囲気の2人は、前日も一緒に飲んでいたエピソードを披露したり、合間にTAXMAN特製のウィスキーベースのカクテルを嗜んだりとくつろいだ雰囲気でライブを進行。ベン・E・キング「Stand by Me」、THE BEATLES「She's A Woman」などカバー曲を4曲披露したが、中でもRCサクセションの「スローバラード」は、ウリョンの情感豊かな歌声とTAXMANの爪弾くやさしいギターが重なり、オーディエンスをうっとりと酔わせた。

2番手を務めたのはUNCHAIN。この日は会場の空気も手伝って、谷川正憲(Vo,G)が「普段はロックバンドなんでギャンギャンやってるんですが、今日はそのへんとのギャップを楽しんでください」と語ったとおり、始終リラックスした雰囲気に。MCで谷川は自分が小柄であることをネタに、「3月2日にはミニの日っていうことでミニチュアシンガー代表の僕としては、おおいに歌わんといかんな」と語り会場を笑わせる。ライブは軽やかなカホンが印象的な「Precious」から幕を明け、ファンキーなアレンジを施した「Gravity」、グルーヴ感あふれる「Tonight's The Night」などが披露され、ラストはしっとりとした「Scene with you」で締めくくられた。

そして最後に登場したのは、sleepy.abのアコースティック版のsleepy.ac。1曲目の「メロディ」が丁寧に奏でられると、オーディエンスは息づかいまで聴こえるような成山剛(Vo,G)のやわらかな歌声に聴き入る。sleepy.acの世界にすっかり会場が染められたところで、「ドレミ」「さかなになって」などアコースティックアレンジの映える楽曲が次々と披露された。

丸みのあるオルゴールの音色が楽曲に彩りを添える「メリーゴーランド」で本編は終了するが、即座にアンコールを求める拍手が上がりメンバーがステージに呼び戻される。田中秀幸(B)は「こういうアコースティックライブができる機会があるのはうれしいですね。またあったら出たいです」と語り、イベントを楽しんだ様子を見せる。アンコールではマトリョーシカ型のテルミン、マトリョミンを使って「palette」が演奏され、色彩豊かな音色がフロアを満たした。

ライブ後は、出演者のサイン入りグッズが参加者に抽選でプレゼントされたほか、オーディエンスによる出演者の撮影会も行われ第1回目の「mob LIVE」は盛況のうちに終幕した。

なお当日のライブの模様は、3月24日(水)24:30よりスペースシャワーTVで放送されることが決定している。各アーティストによる贅沢なアコースティックパフォーマンスをお観逃しなく。

SPACE SHOWER TV mob LIVE vol.1─ポトフ─ 2010年3月2日(火) VACANT セットリスト

NAOITO
01. HAZE BLUE
02. あらんらん
03. ミコラソン
04. ZIMBOO ZIN
05. NAO-PATH

TAXMAN(THE BAWDIES)×ウリョン(cutman-booche)
01. She's A Woman
02. スローバラード
03. Stand by me
04. 明日があるさ

UNCHAIN
01. Precious
02. The World Is Yours
03. Gravity
04. Higher
05. Tonight's The Night
06. Scene with you

sleepy.ac
01. メロディ
02. ドレミ
03. さかなになって
04. メロウ
05. メリーゴーランド
EN1. palette

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音楽ナタリー @natalie_mu

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