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蓮沼執太フルフィルが「心強いメンバーと共に大きく前進」お披露目公演に向け公開リハ

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蓮沼執太(conduct, compose, key, Vo)(撮影:後藤健浩)

蓮沼執太(conduct, compose, key, Vo)(撮影:後藤健浩)

蓮沼執太フルフィルの公開リハーサルが5月27日に東京・花椿ホールで行われた。

これは8月18日に東京・すみだトリフォニーホールで行われる蓮沼執太フルフィルのお披露目公演「フルフォニー」の公開リハーサルとして行われたもの。環ROYを除く総勢25人のメンバーが初めてそろって演奏するという貴重な機会に150人の観客が招待された。

開場したフロアには蓮沼と“フルメンバー”と称される新メンバー10人がスタンバイしており、楽器だけでなくハンドクラップや鳥を模した音が鳴るおもちゃなどそれぞれが思い思いに音を奏でている。蓮沼の「では、いつもの40%くらいの力でやってみましょうか」のひと声で新曲「windandwindows」のセッションが始まると、個々で散らばっていた音が収束し、華やかなメロディとなって入場する観客を魅了した。

開演時刻になると“フィルメンバー”と称された既存の蓮沼フィルメンバー15人が呼び込まれ、全員で約10分間の即興演奏を披露。コンガやボンゴのパーカッション、Crackleboxを用いたノイズ音、ライブコーディングによる電子音などフィルの演奏には初登場となる多彩な音色が交じり合い会場を満たしていく。またこの日初めて全員で音を合わせるという「windandwindows」では、各メンバーがモニターの配置や演奏テンポを綿密に確認するというリハーサルならではのやりとりを垣間見ることができた。

後半ではフィルメンバーのみで「Juxtaposition with Tokyo」「4O」「Anthropocene-intro」のリハーサルを展開。合間にはメンバーたちがビデオカメラで、石塚周太(B, G)やJimanica(Dr)のアップを抜いて「YouTuberの“弾いてみた”みたい(笑)」とふざけあうひと幕もあった。さらに蓮沼が持ち前のサービス精神を発揮し、急きょ予定になかったフィルの定番曲「Earphone & Headphone in my Head」を全員でセッションすることに。初めてフルメンバーが加わった「Earphone」の新鮮な演奏に、オーディエンスは心地よく体を揺らしながら聴き入っていた。最後に蓮沼は本日のリハーサルに参加した25人のメンバーを紹介。「絶対に間違いたくない」と意気込んだ蓮沼が1人も間違うことなく名前を呼びあげることができたところで、温かな拍手に包まれ公開リハーサルは終了した。

リハーサルを終えた蓮沼は8月の本番へ向けて「心強いメンバーと共に大きく前進していきます。これから起こるたくさんのことを一緒に楽しみましょう」とコメント。「フルフォニー」のチケットは本日5月30日から6月4日11:00までHOT STUFFおよびチケットぴあにて先行抽選予約を受け付けている。一般販売は6月9日から。

蓮沼執太 コメント

蓮沼フィルメンバー&オーディションで募った新たなメンバーとの初音合わせ。
人の個性が音になって、それが束になっていくプロセスの中に居れて嬉しかったです。
7月の蓮沼フィルのニューアルバム「アントロポセン」リリース、そして8/18公演「フルフォニー」、9月からの大阪のライブへ。
心強いメンバーと共に大きく前進していきます。これから起こるたくさんのことを一緒に楽しみましょう。

蓮沼執太フルフィル「フルフォニー」

2018年8月18日(土)東京都 すみだトリフォニーホール
<出演者>
蓮沼執太 / 石塚周太 / イトケン / 大谷能生 / 葛西敏彦 / 木下美紗都 / K-Ta / 小林うてな / ゴンドウトモヒコ / 斉藤亮輔 / Jimanica / 環ROY / 千葉広樹 / 手島絵里子 / 宮地夏海 / 三浦千明 / 池田恭子 / 石川賢 / 内田翼 / 河野絵里花 / 菅間一徳 / たきぐちがめ / 田中堅大 / 松浦知也 / 宮坂遼太郎 / 横山千晶

蓮沼執太フィル「アントロポセン - 360° 大阪全方位型」

2018年9月17日(月・祝)大阪府 ユニバース

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