しゅーず、得意のバラード中心に17曲歌い上げファン魅了「もうちょっと走ろうかな」

5月6日に東京・WWW Xにて、しゅーずのワンマンツアー「Shoose Live Tour 2018 -Pastel-」の東京公演が行われた。

定刻を迎え、フロアからの大歓声に招かれるように登場したしゅーずは「キャットアイメイク」でライブをスタートさせる。「東京の皆さま、ようこそいらっしゃいました」とオーディエンスを歓迎した彼は「プロトディスコ」「Deal with the devil」と4月にリリースしたミニアルバム「Pastel」の収録曲を立て続けに披露した。またツアー各所でセトリの一部を変えていた彼は、東京公演のみの曲目として「恋愛裁判」を歌唱。曲中、しゅーずはオーディエンスの動きに合わせて小さな旗を振り、会場内を盛り上げた。

ライブ中盤には「たばこ」「蜜月アン・ドゥ・トロワ」など、彼が得意とするバラードナンバーを立て続けに披露したしゅーず。MCで彼が「エゴサしてたら『しゅーずさんのライブ、バラード多すぎて眠すぎワロタ』って書いてる人がいた」と話すと場内はオーディエンスの笑い声に包まれた。「盛り上がる準備はできてますか？」というしゅーずの呼びかけから始まった「KILLER B」では、ゲストとしてダンスユニット・ATYがステージに登場。しゅーず自身もATYと一緒にダンスを踊るなど、ゲストを交えたパフォーマンスで場内のテンションを一気に引き上げた。ATYをフロアから送り出したのちも、しゅーずはアップチューンを連投。「妄想疾患■ガール」「マンティス▽クライシス」といった楽曲で会場内を盛り上げ、計15曲を歌い終えたところで本編の幕を閉じた。

アンコールに応えてステージに再登場した彼は、東京事変「キラーチューン」のカバーをパフォーマンス。MCでは「去年の初ワンマンのときは、これが最初で最後って話をしていた」とこれまでの活動を振り返りながらも「付いて来ていただける方がいる限り、もうちょっと走ろうかなと思います。ほかの歌い手の方々もたくさんいますけれど、たまには聴いてもらって、忘れないでいてもらえるとうれしいです」とオーディエンスに自身の気持ちを打ち明けた。最後に彼はラブソング「歌に形はないけれど」をファンにプレゼント。最後まで情感豊かな歌声を届け、この日の公演をフィナーレに導いた。

なおしゅーずは6月8日東京・LIQUIDROOMにて本ツアーの追加公演を実施。追加公演にはしゅーずのほか、いかさんとATYが出演する。