LinQ、7人で新たな誓い立てた7周年記念ライブ

LinQが5月5日に福岡・パピヨン24ガスホールにて結成7周年記念ライブ「ALIVE～色々あって7人になりました！～」を行った。

3月いっぱいで桜愛美、山木彩乃、福山果奈、MYUがグループを卒業し、7人体制となったLinQ。今回の公演ではLinQまたは新グループからのデビューを目指すIQプロジェクト研究生15人によるオープニングアクトと、この日のために用意された撮り下ろし映像の上映を経て、博多織の衣装に身を包んだ7人がステージに登場した。「GARNET」でライブをスタートさせ序盤から会場のボルテージを上げた彼女たちは、「シアワセのエナジー」「Baby」「ゴーイング マイ ウェイ！」といったナンバーを一気に畳み掛けていった。

MCで自己紹介を済ませ、メンバーカラーに合わせた私服に着替えたメンバーは本公演に向けて制作された新曲「SUMMER SWITCH」をパフォーマンス。アップテンポなサマーチューンで会場を盛り上げてから、「Wake Up Remix」「SHAKARIKI GROOVY」「ハジメマシテ Remix」といった軽快な曲でファンを楽しませた。その後、坂井朝香が苦手な早口言葉に挑戦したり、吉川千愛、小日向舞菜、安藤千紗の3人がソロダンスを披露したりするコーナー「チャレンジMUSIC」が終わると、会場は暗転。2013年のメジャーデビュー以降に発表された楽曲のMVが次々にスクリーンに映し出されたあと、7人はシングル曲8曲をメドレー形式で届けてグループの7年間の歩みを歌で表現した。

ライブ終盤、「for you」「V to Road」で場内の熱気を高めたLinQは、昨年5月の“再開発ライブ”で披露した「I am…」を熱唱。坂井が「この7人でライブをしてみて私は確信しました。この7人だったら絶対に大きな夢が叶えられます。皆さん、LinQに付いて来てください！」と高らかに宣言し、ライブ本編は終了した。

“替え玉コール”に応えて再度ステージに登場した7人は「冒険」をパフォーマンス。ファンは高木悠未の呼びかけに合わせてお互いに肩を組み合った。そして「祭りの夜～君を好きになった日～」の曲中に客席に下りて観客を楽しませたメンバーは、ファンが一斉にタオルを回す「Shining Star」を届けて会場を1つに。続いて上映された映像では9月1日に福岡・DRUM LOGOSでチケット代999円のライブが行われることが発表されたほか、2019年に集客2000人規模のライブが開催されることが予告され、副リーダーの新木さくらは「今のLinQならいけると思います。絶対埋めましょうよ皆さん！」とファンに呼びかけた。場内が歓声で包まれる中、7人が1列に並んで挨拶してライブも締めくくるも、客席からは再び“替え玉コール”が発生。彼女たちはこの日2回目の「SUMMER SWITCH」を歌唱し、全25曲、約2時間半におよぶライブの幕を閉じた。