w-inds.の17年にファンをエスコート!FCツアー盛況で幕、アルバム&ツアーも決定

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w-inds.が昨日4月30日に神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにてファンクラブツアー「w-inds. FAN CLUB LIVE TOUR 2018 ~ESCORT~」の最終公演を行った。

w-inds.(撮影:福岡諒祠)

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3月3日に行われた北海道公演を皮切りに、6都市6公演を実施した今回のツアー。3人は「w-inds.の17年に(ファンを)エスコートする」をテーマに、新旧の楽曲を織り交ぜたセットリストを用意してこれまで彼らを支えてきたファンを存分に楽しませた。

w-inds.(撮影:福岡諒祠)

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広い会場に生バンドのアンサンブルが鳴り響くと、紗幕の向こう側に楽器を持ったw-inds.の3人の姿が浮かび上がる。歓声の中で幕が落とされると、キーボード担当の橘慶太は「パシフィコ横浜、楽しんでいこうぜ!」とひと言。アコースティックギターを抱えた千葉涼平、エレキギター担当の緒方龍一、そしてバックバンドのメンバーはスケール感のある演奏で1曲目に「STEREO」を届けた。

楽器を置くと3人は2003年リリースの楽曲「Long Road」でさわやかな歌声を聴かせる。鋭いギターリフからなだれ込んだ「ROUND&ROUND」では力強いビートに乗り、3人も観客も力強く拳を掲げた。

橘の感情を思い切り込めたボーカルと千葉、緒方の切なさを帯びたラップが絡み合う「黄昏One Way」を経て、3人は「THE SYSTEM OF ALIVE」で清涼感のあるサウンドに乗って細やかなステップを踏みオーディエンスを魅了する。MCでは緒方が「懐かしい楽曲を散りばめた今回のライブになっています」とツアーのテーマを観客に説明。3人は「当時の記憶はよみがえってくるんだけど、当時の振りは体が覚えてない!(笑)」と笑い合って重ねてきた時間の長さを共有していた。「横浜の皆さん、(新曲)聴きたい?」という緒方の煽りからスタートしたのは最新シングル曲の「Dirty Talk」。彼らは大人の色気をはらんだ身のこなしでファンを魅了する。身体に手を這わせながらラップに思いを乗せる緒方の姿には、客席から悲鳴のような歓声が上がっていた。

w-inds.(撮影:福岡諒祠)

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3人のボーカルワークが冴えわたった「Dedicated to You」のあとには、リラックスムードに満ちたファンクラブイベントならではのロングMCが届けられた。3人は突然お互いのモノマネを披露しあい、橘が見せた緒方のライブ中の仕草のモノマネに会場は大盛り上がり。緒方は「やり過ぎ、笑い過ぎ! このあとも踊らなきゃいけないんだよ? こんなやりづらいステージ初めてだわ(笑)」と苦笑いする。また橘は、千葉と緒方のラップパートを自身で作るときの思いについて「『書こう』と思うとスラスラスラッて(リリックが)出てくる。それくらい2人のことを知り尽くしてしまった」と3人の絆を明かしたが、橘と緒方は「実は涼平のことはそこまで深く知らないのかも」と疑問を投げかける。すると千葉は「聞かれたら答えるけどさ、“ドア”を開けているのに2人が入ってこないから」とひと言。彼の言葉に緒方は「いや、のれんも看板も出しておいてくれないと!」と言って会場を笑わせる。「龍一くんはいろいろ出し過ぎなんだよ(笑)」と笑う千葉に続き、橘は「次の17年でいろいろ暴いていこう」と決意していた。

MCの最後に橘は「ファンクラブイベントはまた来年もやりたいね。普段のライブとは違う、のほほんとした空気感が楽しいよね」とファンに約束した。w-inds.の“今”を凝縮した、橘プロデュースの楽曲「We Don’t Need To Talk Anymore」でライブはラストスパートへ。ボーカルレスのサビパートで3人はぴったりと息の合ったダンスを披露する。本編最後の「Again」では力強いシンガロングで会場がひとつになり、3人は「ありがとう!」と伝えてステージをあとにした。

w-inds.(撮影:福岡諒祠)

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アンコールではw-inds.が7月4日にニューアルバム「100」をリリースすること、さらにこの作品を携えた全国ツアー「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」が7月にスタートすることが発表された。「100」というタイトルについて、橘は「3人の年齢を足した数」と説明し「ふと計算してみたら100歳だったから、『よし、アルバム作ろう!』と(笑)。楽しく制作しています」とコメント。緒方は「僕らが重ねてきた年月、歴史みたいなものをこの『100』に詰められるんじゃないかなと思っています」と続いた。最後に大きなニュースをファンにプレゼントした3人は、「SUPER LOVER~I need you tonight~」でライブを締めくくる。この曲でこの日一番の盛り上がりを生み出すと、橘は「この夏も皆さん一緒に楽しんでいきましょう!」と笑顔で呼びかけていた。

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w-inds.「w-inds. FAN CLUB LIVE TOUR 2018 ~ESCORT~」2018年4月30日 パシフィコ横浜国立大ホール セットリスト

01. STEREO
02. Long Road
03. ROUND&ROUND
04. This Love
05. 黄昏One Way
06. THE SYSTEM OF ALIVE
07. This is the Life
08. Dirty Talk
09. Still on the street
10. Dedicated to You
11. We Don't Need To Talk Anymore
12. Time Has Gone
13. Again
<アンコール>
14. CAMOUFLAGE
15. SUPER LOVER~I need you tonight~

w-inds.「w-inds. LIVE TOUR 2018 "100"」

2018年7月13日(金)東京都 オリンパスホール八王子
2018年7月14日(土)東京都 オリンパスホール八王子
2018年7月20日(金)千葉県 市川市文化会館
2018年7月22日(日)宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2018年8月4日(土)兵庫県 神戸国際会館
2018年8月5日(日)大阪府 オリックス劇場
2018年8月12日(日)福岡県 福岡市民会館
2018年8月19日(日)神奈川県 神奈川県民ホール
2018年8月25日(土)愛知県 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
2018年9月2日(日)埼玉県 大宮ソニックシティ
2018年9月7日(金)東京都 東京国際フォーラム ホールA

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hami @hamitty

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