ピアノ1台弾き語りライブで清竜人、さかいゆう、Kが名演
2010年2月20日 12:25 1
2月17日、J-WAVEが主催するライブイベント「J-WAVE BOOM TOWN “Sounds Green Live”」が渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催され、
「Sounds Green Live」は“アコースティックなサウンド”“心にまっすぐ響く音楽”をキーワードに、ナチュラル&オーガニックな音楽を奏でるアーティストを集めて不定期で開催されているライブイベント。この日のステージにはピアノ1台だけが置かれ、弾き語りに定評のある実力派シンガー3人が多彩なライブを披露した。
最初に登場したのは、ライブ当日に2ndアルバム「WORLD」をリリースした清竜人。司会のクリス智子からの紹介を受けた清は、ステージの袖で深々とお辞儀をして登場。1曲目の「ラヴ」を演奏し始めると、情感のこもったピアノ演奏と優しい歌声が会場の雰囲気を一気に呑み込んでいく。MCでは「短い時間ですが、最後まで聴いてくれるとうれしいです」と控え目に挨拶したが、ひとたび音を鳴らせば全身全霊のパフォーマンスで観客を魅了。ラストの「痛いよ」まで歌いきった後は「みなさんに伝わる演奏ができたと思います」とはにかみながら話し、会場のあちこちから「かわいい!」という声が飛んだ。
次に登場したさかいゆうは「今日は寒いので、あったまっていってください」と話し、The Beatlesの「ACROSS THE UNIVERSE」からライブをスタート。至極のカバーも聴かせながら、最新シングルの「まなざし☆デイドリーム」ではオーディエンスの手拍子を交えて、ファンと共に楽しめるステージを展開した。
そしてトリを務めたのは、この日の出演アーティストの中では最も長いキャリアを持つK。ライブはSTARDUST REVUEのカバー「トワイライト・アヴェニュー」でしっとりとスタートし、MCでは持ち前の明るいキャラクターで観客とコミュニケーションを取りながら進行していく。最後はアップテンポな「FREAK」「Y.E.S.」で心地良いグルーヴを感じさせ、ライブ本編を締めくくった。
その後アンコールで再び登場したKは、「今日は生ピアノでいくと聞いていたから絶対に歌いたかった」という1曲、ビリー・ジョエルの「Piano Man」を熱唱。ブルースハープの音色とKのピアノが響き出す絶妙なハーモニーに、会場の誰もが聴き入った。そしてさらにもう1曲、「5周年を迎えるので、初心に帰ってがんばりたいという気持ちでデビュー曲を歌いたい」と「over...」を演奏したK。最後まで艶やかな歌声を披露し、イベントは温かなムードで幕を閉じた。
2010年2月17日「J-WAVE BOOM TOWN “Sounds Green Live”」セットリスト
清竜人
1.ラヴ
2.ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
3.Morning Sun
4.マドモアゼル
5.痛いよ
さかいゆう
1.ACROSS THE UNIVERSE
2.ウシミツビト
3.まなざし☆デイドリーム
4.ストーリー
5.train
K
1.トワイライト・アヴェニュー
2.卒業~Melodies of Memories~
3.会いたいから
4.LOVE FREAK
5.Y.E.S.
EN1.Piano Man
EN2.over...
リンク
- 81.3 FM J-WAVE : TOPICS
- EMI 清 竜人 Kiyoshi Ryujin EMI Music Japan Official Website
- さかいゆう Official Web Site
- K Official web site
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
ピアノ1台弾き語りライブで清竜人、さかいゆう、Kが名演 http://natalie.mu/music/news/28007