ポルカドットスティングレイ×パスピエ、満員の観客熱狂させた「ライブナタリー」

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ポルカドットスティングレイパスピエが、昨日4月19日に東京・TSUTAYA O-EASTで開催されたライブイベント「uP!!! SPECIAL ライブナタリー 201804」に出演した。

「uP!!! SPECIAL ライブナタリー 201804」の集合写真。(撮影:上山陽介)

「uP!!! SPECIAL ライブナタリー 201804」の集合写真。(撮影:上山陽介)

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「uP!!! SPECIAL ライブナタリー 201804」はナタリーがポップカルチャーに関するさまざまなイベントを手がける企画「ライブナタリー」の第1弾。エンタメ情報サイト・uP!!!とタッグを組んで実施した今回のライブではポルカドットスティングレイをホストアーティストとし、対バンアーティストのリクエストをTwitterで公募した結果、ポルカとパスピエのツーマンライブが実現した。

パスピエ(撮影:上山陽介)

パスピエ(撮影:上山陽介)[拡大]

先攻のパスピエはこの日が今年初ライブとあって気合い十分の様子でステージイン。さっそくクラップを巻き起こし、「トキノワ」でライブをスタートさせた。バンドの盤石なアンサンブルに乗せて大胡田なつき(Vo)がパワフルなボーカルを響かせオーディエンスを一気に引きつける。続く「音の鳴る方へ」では露崎義邦(B)のスラップが炸裂。疾走感のある「チャイナタウン」では大胡田が「声出せー!」と男前に煽り、三澤勝洸(G)がステージ前方でギターソロを奏でるなど、バンドのアグレッシブなパフォーマンスを受けてフロアはさらなる熱狂に包まれた。

パスピエ(撮影:上山陽介)

パスピエ(撮影:上山陽介)[拡大]

「ライブナタリー」の出演オファーを受け、ポルカドットスティングレイについて深く知ることになったという大胡田は「音との出会い方はいろいろあるから、今日はポルカのファンにはパスピエを、パスピエのファンにはポルカを好きになってもらえるような、いい出会いのあるライブにしたいなと思っています」と語り、最新ミニアルバム「ネオンと虎」の表題曲を披露。成田ハネダ(Key)が弾くドラマティックなピアノサウンドが印象的な「あかつき」、抑揚のあるサウンドで魅せる「メーデー」を経て、バンドは「とおりゃんせ」「つくり囃子」と“これぞパスピエの真骨頂”といったトリッキーなナンバーを連射し、フロアをさらに沸かせた。

大胡田なつき(Vo / パスピエ)(撮影:上山陽介)

大胡田なつき(Vo / パスピエ)(撮影:上山陽介)[拡大]

アッパーな「MATATABISTEP」で「パパパリラ」という合唱を巻き起こしたパスピエはそのまま「マッカメッカ」へとつなぐ。スリリングな演奏に呼応するように観客はヒートアップしていった。7曲連続の怒涛のパフォーマンスを経て大胡田は演奏曲が残り2曲であることを告げ、「またライブハウスでお会いしましょう」と述べてから「正しいままではいられない」を歌唱。そして初期ナンバー「最終電車」を丁寧に歌い上げ、ステージを締めくくった。

ポルカドットスティングレイ(撮影:上山陽介)

ポルカドットスティングレイ(撮影:上山陽介)[拡大]

ポルカドットスティングレイはキラーチューン「テレキャスター・ストライプ」でライブの口火を切り、瞬く間にフロアを熱狂の渦に包み込む。雫(Vo, G)が「今から全員ひっくるめて夜の蝶に変えてみせたいと思います」とお決まりのセリフを言い、バンドはジャジーな「人魚」をプレイ。ミツヤスカズマ(Dr)とウエムラユウキ(B)の息の合った裏打ちのリズムに乗せてエジマハルシ(G)はメロディアスなギターリフを鳴らし、雫は艶っぽい歌声を届けた。

雫(Vo, G / ポルカドットスティングレイ)

雫(Vo, G / ポルカドットスティングレイ)[拡大]

パスピエの大ファンである雫はパスピエの1stシングル「フィーバー」を大学時代に愛聴していたことを明かし、「未だに『フィーバー』を聴くとそのときのことを思い出します。さっきも楽屋でビジョンを観ながら歌っていました(笑)」と語る。続けて「でも先輩とはいえ、今日はぶちかましに来たんで!」と宣言し、初期ナンバー「ポルカドット・スティングレイ」を熱演。ウエムラ、ミツヤス、エジマがそれぞれソロパートを披露し、観客をテンションを引き上げた。

SAY YESマンとウエムラユウキ(B / ポルカドットスティングレイ)(撮影:上山陽介)

SAY YESマンとウエムラユウキ(B / ポルカドットスティングレイ)(撮影:上山陽介)[拡大]

先日Zepp DiverCity TOKYOで終幕したツアーの会場にも登場した“SAY YESマン”が現れ始まったのは「顔も覚えてない」。雫の「3、2、1」のカウントで観客たちは演奏をかき消すほどの絶叫を響かせ、サビでは雫と共に合唱した。四つ打ちビートに甘酸っぱいサウンドが重なる「レム」やダイナミックな演奏が光る「サレンダー」、雫の歌心を存分に感じられるミディアムチューン「フレミング」が終わると、ライブはMCパートへ。バンドは5月9日にミニアルバム「一大事」をリリースすることを告げ、そのミニアルバムから新曲「少女のつづき」を披露した。

エジマハルシ(G / ポルカドットスティングレイ)(撮影:上山陽介)

エジマハルシ(G / ポルカドットスティングレイ)(撮影:上山陽介)[拡大]

ミツヤスカズマ(Dr / ポルカドットスティングレイ)(撮影:上山陽介)

ミツヤスカズマ(Dr / ポルカドットスティングレイ)(撮影:上山陽介)[拡大]

本編ラストの「エレクトリック・パブリック」では雫のシャウトが響き渡り、観客は胸元で「P」マークを作る振り付けで一体感を演出。10曲を熱演したポルカドットスティングレイがさっそうとステージを去ると、フロアからはすぐさまアンコールが起こる。それに応えて再びステージに現れたバンドはテクニカルなプレイで魅せる「シンクロニシカ」と「ICHIDAIJI」を披露。最後にパスピエと観客と記念撮影を行い、「uP!!! SPECIAL ライブナタリー 201804」は大団円を迎えた。

なお「ライブナタリー」の第2弾「uP!!! SPECIAL ライブナタリー 201807」が7月19日に東京・TSUTAYA O-EASTにて開催されることが決定。ホストアーティストはオーイシマサヨシに決定し、Twitterでは4月26日まで対バンアーティストのリクエストをハッシュタグ「#オーイシマサヨシのツーマン」にて募集している。

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uP!!! SPECIAL ライブナタリー 201804 2018年4月19日 TSUTAYA O-EAST セットリスト

パスピエ

01. トキノワ
02. 音の鳴る方へ
03. チャイナタウン
04. ネオンと虎
05. あかつき
06. メーデー
07. とおりゃんせ
08. つくり囃子
09. MATATABISTEP
10. マッカメッカ
11. 正しいままではいられない
12. 最終電車

ポルカドットスティングレイ

01. テレキャスター・ストライプ
02. BLUE
03. 人魚
04. ポルカドット・スティングレイ
05. 顔も覚えてない
06. レム
07. サレンダー
08. フレミング
09. 少女のつづき
10. エレクトリック・パブリック
<アンコール>
11. シンクロニシカ
12. ICHIDAIJI

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@HZshizuku

昨日のライブナタリーのレポートなのだ!ありがとうございました〜!
https://t.co/qdfQj3tXYS
写真も大公開なのだ!

#ライブナタリー #パスピエ #ポルカドットスティングレイ

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