[ALEXANDROS]が実写版「BLEACH」主題歌＆挿入歌を担当

[ALEXANDROS]が7月20日公開の映画「BLEACH」に主題歌「Mosquito Bite」および挿入歌「MILK」の2曲を提供。YouTubeで主題歌「Mosquito Bite」を使用した映画の予告映像が公開された。

「BLEACH」は久保帯人の人気コミックの実写映画。霊が見える体質の高校生・黒崎一護が、ある日死神を名乗る・朽木ルキアから死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために悪霊たちと戦うストーリーが展開される。一護を福士蒼汰が、ルキアを杉咲花が演じるほか、朽木白哉役としてMIYAVIが出演することでも話題を集めている。

[ALEXANDROS]は楽曲制作のために渡米する直前に完成前の映画を鑑賞。劇中にあるシーンのイメージにぴったりの楽曲があると、川上洋平（Vo, G）が携帯電話に入っていたデモ音源を佐藤信介監督と共に聴いたところ、主題歌のみならず挿入歌を担当することも急遽決定した。映画完成までに両者はやり取りを繰り返し、楽曲が仕上がったとのことだ。挿入歌「MILK」は2月から流れている特報でインストバージョンが使用されている。

川上は「先ほど完成したものを観たのですが、メンバー全員一致でその場でお金払おうかと思いました（笑）」と語ったほか、「最初に観た際のイメージと“へこたれねえぞ”っていう感情がうまくマッチしたんです。タイトルの『Mosquito Bite』は最初に浮かんでいたのですが、お前の攻撃なんて蚊に刺されたくらいだぜって、いう意味もあります。NYへ武者修行的に曲を作りに行った自分たちの、へこたれないための自分たちの主題歌でもありました。[ALEXANDROS]にとっても成長を表す楽曲で、ここからいろんなものがスタートしていくんじゃないかなという1曲になりました」と思いを述べている。主題歌は今夏にリリースされる予定。

なお普段から[ALEXANDROS]の楽曲を聴いていたという福士は「映画の雰囲気とアクションシーンにもピッタリの迫力と勢いを感じました」とコメント。佐藤監督は「一発のリフがこの映画を変えた気がしています」と感想を述べている。