まふまふ、友人たちと再び幕張へ!“影アナ”小野友樹もまさかの参戦

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3月20、21日に千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールでまふまふのライブイベント「ひきこもりでもLIVEがしたい!~明日色ワールドエンド発売記念公演~」が開催された。

「ひきこもりでもLIVEがしたい!~明日色ワールドエンド発売記念公演~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

「ひきこもりでもLIVEがしたい!~明日色ワールドエンド発売記念公演~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

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「ひきこもりでもLIVEがしたい!~明日色ワールドエンド発売記念公演~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

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昨年2月にも千葉・幕張イベントホールでワンマンを実施したまふまふ。今回の公演は昨年10月に最新アルバム「明日色ワールドエンド」がリリースされたことを記念して2日間にわたって行われたもので、各日約1万5000人、両日含めておよそ3万人のファンが幕張に集まった。まふまふのほか、彼とゆかりのあるアーティストたちが参加した「ひきこもりでもLIVEがしたい!」のうち、本稿では2日目の模様をレポートする。

まふまふとnqrse。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

まふまふとnqrse。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)[拡大]

声優の小野友樹が影アナを担当するというサプライズで来場者を驚かせたあと、多数の照明やモニターを駆使した、きらびやかなステージにまふまふが登場。彼は冒頭で「輪廻転生」「立ち入り禁止」といったアッパーチューンを立て続けに披露し、一気にフロアの熱気を高めていった。1人目のゲストとして登場したnqrseとは「ECHO」のほか、新曲「Nectar」をプレイ。まふまふの柔らかな歌声と、nqrseのムーディなラップによる掛け合いが繰り広げられた。

まふまふと浦島坂田船。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

まふまふと浦島坂田船。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)[拡大]

バラードナンバー「朧月」、バックバンドによるセッションナンバー「皐月雨」を挟み、続いて登場したゲストは浦島坂田船。まふまふは彼らの衣装をモチーフにした服に着替え、ギターの演奏でパフォーマンスに加わった。本公演直前にニコニコ動画やYouTubeで公開された新曲「年に一夜の恋模様」では、浦島坂田船が伸びやかな歌声で会場を包み込みつつ花道へと移動。四方から歓声が飛び交う中、彼らは温かく微笑みながらフロアを見渡した。

そらる(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

そらる(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)[拡大]

続く「彗星列車のベルが鳴る」からはそらるが登場し、まふまふと共に声を重ね合わせていく。さらにそらるがメインボーカルを務めた「メリーバッドエンド」では妖艶な雰囲気を生み出し、オーディエンスを魅了していった。MCでは2人のユニット・After the Rainでの活動について「いろいろできてて楽しいね」「曲をとにかく作りまくってます!」とさらに活発化していく意気込みを明かし、観客たちを喜ばせた。

天月-あまつき-(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

天月-あまつき-(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)[拡大]

「ミカヅキリサイズ」から参加した天月-あまつき-は、ボーイッシュかつ力強い歌声で演奏をリード。「ノンファンタジー」でまふまふと共に「好きだよ」というセリフを口にすると、会場内は黄色い歓声に包まれた。そんな中MCでは、天月-あまつき-が「幕張メッセすごいね、大きいねー!」と会場の規模感に驚いていると、その後ろでまふまふは疲れきった様子でステージの隅に横たわる。「もうダメだ……」「水が足りない……」とつぶやく彼を天月-あまつき-が気遣い、オーディエンスの笑いを誘った。

まふまふ(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

まふまふ(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)[拡大]

バックバンドのセッション曲「byakuya」のあとには、羽衣に身を包んだまふまふが花道中央に現れた。「病名は愛だった」「ふたりぼっち」などを披露したあと、彼は「さまざまなシーンの人たちからいろいろなことを教えてもらって、経験を積み重ねることで、ニコニコ(動画)や歌い手の文化を大事にしつつ、よりよい界隈が生まれると思うんです」と活動を振り返り、「『ニコニコ離れしているんじゃないか?』と心配してくれる人もいますが、自分のプラットフォームはいつでもここ(ニコニコ動画)です。僕は変わらず、でも変化も付けて、やっていきたいと思います」と自身の思いを語った。そして「水彩銀河のクロニクル」では、ステージだけでなく客席側の壁も全面ライトアップ。星空のような空間が生み出され、スケール感あふれる雰囲気で本編は締めくくられた。

「すーぱーぬこになりたい」披露時の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

「すーぱーぬこになりたい」披露時の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)[拡大]

小野友樹(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)

小野友樹(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、坂口正光、小境勝巳)[拡大]

アンコールは、ここまでに登場したゲスト全員と猫耳を付けて披露した「すーぱーぬこになりたい」で幕開け。おなじみの「にぼし」コールが飛び交い、フロアには巨大風船が漂った。MCでは全員で今回の公演を振り返りつつ、天月-あまつき-がそらるの猫耳を付け直してあげたり、そらるが去り際にまふまふの猫耳を外してあげたりするなど、出演者同士の仲のよさがうかがえる場面もあった。さらにアンコールでは、影アナを担当した小野もステージに登場。まふまふと共に「戯曲とデフォルメ都市」「罰ゲーム」を歌唱するというプレミアムなサプライズで、オーディエンスを大いに沸かせた。

小野とのコラボを喜ぶオーディエンスの姿を見て、まふまふは笑みを浮かべながら、「今日という日は1回しか来ないから。この光景を目に焼き付けて、心の奥にしまっておこうと思います」と感慨深そうに語る。そして最後に「終点」「夢のまた夢」を届け、2日間にわたる幕張メッセ公演の幕を閉じた。

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※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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「ひきこもりでもLIVEがしたい!~明日色ワールドエンド発売記念公演~」
2018年3月21日 幕張メッセ国際展示場9~11ホール セットリスト

01. 輪廻転生 / まふまふ
02. 立ち入り禁止 / まふまふ
03. フューリー / まふまふ
04. 悪魔の証明 / まふまふ
05. ECHO / まふまふ、nqrse
06. Nectar / まふまふ、nqrse
07. 朧月 / まふまふ
08. まふまふ Band Session「皐月雨」
09. [Anonymous] / まふまふ
10. 花鳥風月 / 浦島坂田船、まふまふ
11. 年に一夜の恋模様 / 浦島坂田船、まふまふ
12. 彗星列車のベルが鳴る / そらる、まふまふ
13. 夕立ち / そらる、まふまふ
14. メリーバッドエンド / そらる、まふまふ
15. ミカヅキリサイズ / 天月-あまつき-、まふまふ
16. ノンファンタジー / 天月-あまつき-、まふまふ
17. まふまふ Band Session「byakuya」
18. 病名は愛だった / まふまふ
19. ふたりぼっち / まふまふ
20. 恋と微炭酸ソーダ / まふまふ
21. 眠れる森のシンデレラ / まふまふ
22. 水彩銀河のクロニクル / まふまふ
<アンコール>
23. すーぱーぬこになりたい / まふまふ、nqrse、浦島坂田船、そらる、天月-あまつき-
24. 戯曲とデフォルメ都市 / まふまふ、小野友樹
25. 罰ゲーム / まふまふ、小野友樹
26. 終点 / まふまふ
27. 夢のまた夢 / まふまふ

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