「去年の冬、きみと別れ」は、中村文則の同名小説を
3月10日より全国で上映されている本作の反響を聞かれた岩田は「この作品はとにかく大どんがえ……」と噛んでしまい、はにかみながら「大どんでん返し。最後まで結末が予想できなかったという感想が一番多いですね」と印象を語る。同じ質問に土村は「人によっていろいろな解釈ができる映画ということを、改めて感じています」と話した。
岩田は土村との共演シーンの撮影を振り返りながら「盲目の女性役なのでお芝居中に目線が合うことが少なくて。めっちゃガン見してました」とコメント。目を合わせる演技の場合、緊張するかどうかを問われると「それは緊張しますよね。至近距離で目を合わす機会はなかなかないですから」と答えた。それを受けた土村は「正直(岩田が)どんな表情をしているのかを見ることができないまま、完成作品を観ました。そのときにこんな顔をされていたんだなと確認できて」と語る。また盲目の女性を演じるにあたり日常生活に点字を取り入れていたことを明かし、「すごく奥が深いんです。母音と子音の分け方とかを覚えていくうちに夢中になってしまいました」と笑顔を見せた。
続いてMCから2人に「究極の愛の形とは何か?」という質問が飛ぶと、土村は「この世に生まれてまだ27年なので、見つけられていない気がします。これから探していきたいです」と述べ、岩田は「自己犠牲の精神じゃないですか? その人のため、このことのためだったら命を懸けられるというのは、愛の形だと思いますね」と持論を語る。お互いに大きな愛を感じている存在を尋ねられた岩田は「やっぱりメンバーですね。みんなグループ愛に満ちあふれているんで」と明言し、ファンを喜ばせた。
そして岩田は「瀧本監督と一緒に現場で闘っていたことが今となっては最高の思い出です。この映画にはサスペンスやミステリー要素があるんですが、“愛”というテーマも込められています。はかなくて、苦しくて、心臓をわしづかみにされるような作品なんですけど、皆さんに『愛ってなんなんだろう?』と考えていただければと思います」と話した。
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