ユーミン30年目の苗場ステージで1981年のライブ完全再現

2010年2月5日 15:15 1 音楽ナタリー編集部

松任谷由実の恒例ウィンターライブ「SURF&SNOW in Naeba」が今年で30年目に突入。これを記念して、2月17日に一夜限りのスペシャルライブが行われる。

松任谷由実とは？

1954年生まれ、東京出身の女性シンガーソングライター。1971年に作曲家としてプロデビューを果たし、翌1972年に荒井由実として歌手デビューシングル「返事はいらない」をリリースする。1973年に1stアルバム「ひこうき雲」を発表し、翌年から本格的なステージ活動を開始。「あの日にかえりたい」をはじめとする、数々のヒット曲を連発する。1976年にアレンジャーの松任谷正隆と結婚してからは、松任谷由実として活躍。1970年代から2010年代にかけての史上初となる5つの年代でのアルバム売上首位を達成するなど、数多くの記録を樹立する。2016年には38枚目のオリジナルアルバム「宇宙図書館」をリリースし、翌2017年9月まで42都市80公演の全国ツアーを行った。デビュー45周年を迎えた2018年4月にベストアルバム「ユーミンからの、恋のうた。」をリリース。同年9月より2019年5月にかけて全国アリーナツアー「Ghana presents 松任谷由実TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」を開催した。9月にテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のエンディングテーマ「深海の街」を配信リリース。2020年2月に40回目の新潟・苗場プリンスホテルでのコンサート「松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba Vol.40」を行った。秋に39作目のアルバムのリリースを予定している。

ついに幕を開けた30年目の「SURF&SNOW」。ユーミンは「30年続いている苗場ライブは『寒い時期に雪山に降り立つ魔女』みたい」と思い、今回は“魔法の国”をテーマに選んだという。

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期間限定スペシャルサイト「NET MAGAZINE IN NAEBA【Y MODE】」ではイベント情報のみならず、ユーミンの素顔を知ることのできるトーク企画などさまざまなコンテンツが充実。3コース設定で、それぞれ異なる内容のライブがオンデマンド配信されている。

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ゲレンデの麓に立つ大きな木には「Yuming 30th Anniversary」ディスプレイが装飾されている。苗場スキー場では2月18日までゲレンデBGMもユーミン一色となる。

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「30th Anniversary Special Live SURF&SNOW in Naeba 1981」と題された2月17日のライブでは、1981年に行われた「SURF&SNOW in Naeba Vol.1」の演奏曲目が再現される。1日限定、2ステージのみのプレミアムな内容だ。

2月18日まで全8公演が予定されている「SURF&SNOW in Naeba Vol.30」のテーマは“魔法の国”。セットリストは日替わりの2バージョンが用意され、衣装は2パターン、リクエストコーナーありという「SURF&SNOW」ならではのにぎやかなステージが展開される。さらに、2月15日には本公演前にゲレンデ中腹特設ステージにてフリーライブ「時をかけるゲレンデライブ」を敢行予定。夕暮れの美しい風景をバックに、ゲレンデでユーミンの歌声を楽しもう。

昨日2月4日に幕を開けた「SURF&SNOW in Naeba Vol.30」。初日のステージでは、待望の新曲「ダンスのように抱き寄せたい」が初披露された。この曲は、5月29日公開の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の主題歌。ユーミンが映画主題歌を書き下ろすのは「天国の本屋～恋火」以来およそ6年ぶりとなる。

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