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スペシャ「MUSIC AWARDS」でゆず、星野源、米津玄師、Suchmosらが栄冠に輝く

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ゆず

ゆず

昨日3月1日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにてスペースシャワーTVが主催するアワード「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」の授賞式が行われた。

授賞式ではいとうせいこうユースケ・サンタマリアきゃりーぱみゅぱみゅがMCを担当。またライブアクトとしてエレファントカシマシSuchmos水曜日のカンパネラDAOKO平井堅ゆずが、ゲストプレゼンターとしてダイスケはん(マキシマム ザ ホルモン)、ナヲ(マキシマム ザ ホルモン)、GEN(04 Limited Sazabys)といった面々が登場した。

授賞式はDAOKOによる「打上花火」のパフォーマンスで幕開け。彼女は花火の映像をバックに美しい歌声を聴かせ、集まったオーディエンスを魅了した。その後、もっとも優れた新人アーティストに授与される「BEST BREAKTHROUGH ARTIST」の受賞者としてDAOKOの名前が呼ばれると、彼女は「ありがとうございます。本当に光栄です」と述べ、さまざまなコラボを繰り広げた去年の活動を踏まえ「今年は自分のオリジナルの作品で昇華させられたらなと思います」と意欲を口にした。続いて「BEST MALE ARTIST」「BEST FEMALE ARTIST」など主要部門の受賞者が順次発表されていく。「BEST MALE ARTIST」を受賞した米津玄師は、コメント動画でトロフィーを手に受賞の喜びを述べていた。「BEST FEMALE ARTIST」は安室奈美恵が選ばれ、観客は惜しみない拍手を贈った。

「BEST NEW VISION」「BEST ROCK ARTIST」の2部門を受賞したSuchmosは、ライブアクトとして「WIPER」「808」をパフォーマンス。MCではYONCEが代表して「今回2つの栄誉ある賞をいただくことができてうれしく思います」と受賞の喜びを語り、「(自主レーベルを立ち上げて)ある意味音楽に集中できている現状なのかなと思います」とコメントした。「BEST GROUP ARTIST」「BEST ACTIVE OVERSEAS」の2部門を受賞したONE OK ROCKは、動画を通して受賞についてコメント。Takaは「BEST GROUP ARTIST」について「日本にいっぱいいるグループの中で一番ですよ!」と破顔していた。さらに彼らは集まった観客のために、先日行われた台湾公演の特別映像を上映して自分たちの近況を伝えた。

「BEST COLLABORATION」に選出されたのは、米津と菅田将暉の共演が話題となった「灰色と青(+菅田将暉)」。会場では2人の動画が上映され、米津が「歌を歌った瞬間に否応ない説得力があって、自分の見る目は間違ってなかったなって。運命的なものがあった」と口にすれば、菅田が「なるべくしてなったのかなって」と返すなど息の合った様子を見せた。「BEST GROOVE ARTIST」を受賞した水曜日のカンパネラは「一休さん」を披露。コムアイはミラーボールを持ち客席を練り歩きながらチャーミングな魅力を振りまき、MCではプレゼンターであるLicaxxxとのマイペースなトークを織り交ぜつつ受賞についてコメントした。

プレゼンターのナヲとダイスケはんから「BEST POP ARTIST」として紹介されたゆずが登場すると、会場は大歓声で包まれる。北川悠仁は「ずっとポップスということにこだわって活動してきたのでうれしいです」と満面の笑みを浮かべ、ナヲから巨大な花束をプレゼントされた岩沢厚治は「とってもずっしり重たいです。望んでももらえる賞ではないので、皆さんにとらせていただいた賞です」と語った。さらにナヲとダイスケはんは「BEST PUNK / LOUD ROCK ARTIST」として大先輩であるHi-STANDARDを紹介。動画コメントでハイスタのメンバーは2018年は個々の活動を中心に、面白いことが思い付いたら実行に移すことを明言した。なおHi-STANDARDはアルバム「THE GIFT」で「ALBUM OF THE YEAR」も受賞した。

その後はMV関連の賞の発表が続いていく。「BEST VIDEO DIRECTOR」に山田健人が選出され、「BEST CONCEPTUAL VIDEO」をヤバイTシャツ屋さんの「ヤバみ」が受賞。2組ともステージに登壇しトロフィーを手に受賞の喜びを語った。「VIDEO OF THE YEAR」は平井堅の「ノンフィクション」に決定。彼は「このような賞をキャリア23年の中で初めていただけて……」と噛み締めつつ、「かねてよりファンだった舞踏家の工藤丈輝さんと共演して、すごい存在感なので負けないように歌うんですけど、すごいしびれました」とMV撮影時の出来事を回想した。

「BEST HIP HOP ARTIST」の栄冠を手にしたPUNPEEは「SSTV CHANGED MY LIFE」という文字をあしらったトレーナーを着用して、「この賞はありがたいです!」とスペシャ愛を語る。「BEST LIVE PRODUCTION」にはTEAM SAKANACTIONが選ばれ、代表してサカナクションの山口一郎がコメント動画の中で喜びを明かす。またX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」が「BEST MUSIC FILM」を受賞したことを受けて、YOSHIKIのコメントが上映された。YOSHIKIはリリースが待たれているオリジナルアルバムについて触れ、「あとはミックスダウンするだけなんですけど……。またこういう賞を受賞できるアルバムになっていると思いますので、次はアルバムで受賞したいです」と語った。

「BEST RESPECT ARTIST」のエレファントカシマシは、受賞のアナウンスと共にライブをスタート。1曲目の「悲しみの果て」は普段通りのパフォーマンスだったが、「ガストロンジャー」で宮本浩次は咆哮したり、ステージを練り歩きながらアジテートするなど暴れまくる。ライブを終えたあとに宮本は「こういう賞はいつもらったかなって思ったら、『今宵の月のように』のときにみうらじゅん賞をもらったときと、ベスト男優賞をもらった以来、3つ目です!」と鼻息荒く叫ぶ。そして「今度はもっといい賞をもらいましょう!」とさらなる飛躍を誓っていた。また「BEST ACHIVEMENT ARTIST」を桑田佳祐、「BEST INTERNATIONAL ARTIST」をエド・シーラン、「BEST ALTERNATIVE ARTIST」をCornelius、「BEST CREATIVE ARTIST」を小沢健二が受賞し、エド・シーラン、Cornelius、小沢は動画でコメントを寄せた。

そして授賞式は、主要部門を発表する後半戦へ。「SONG OF THE YEAR」にはDAOKO×米津玄師「打上花火」が選ばれ、三たびDAOKOが登壇。彼女は米津とのコラボについて「一緒に曲作りをして、プロデュースの才能もある方だなと影響を受けました」と振り返った。

一般投票で選ばれる「PEOPLE’S CHOICE」で1位になったのは星野源。彼は動画内で「去年は初めてのアリーナツアーに行きまして、いろんな人と会うことができて、自分の音楽を聴いてくれる人が爆発的に増えたことを体で実感した1年でした。自分は変わってないんですけど、周りの環境が変わって、それが締めと言いますか、証がもらえた気がします」と2017年を回顧する。また彼は2018年の目標として「真剣に遊ぶ」を掲げ、「音楽は本当に楽しいといつまでも思います。これからも星野源の活動を追いかけていただいて、応援していただけたらと思います」と挨拶した。なお星野は「Family Song」で「BEST ART DIRECTION VIDEO」も受賞した。

栄えある「ARTIST OF THE YEAR」に輝いたのは、「BEST POP ARTIST」も受賞したゆず。2人はまずは「受賞ありがとうございます!」と挨拶し、観客が鳴らすタンバリンに乗せて「タッタ」を歌い上げて会場を大いに盛り上げた。MCで北川は「僕たちのふるさと横浜、僕たちのふるさとスペースシャワーで、2つも受賞できてうれしいです!」と感情をあらわに。金と銀のテープが舞う中、かつてスペースシャワーTVのPOWER PUSHに選ばれた「夏色」を熱唱。この日一番の盛り上がりの中、「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」はクライマックスを迎えた。

スペースシャワーTV「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」(リピート放送)

2018年3月4日(日)19:30~23:00
2018年3月10日(土)20:00~23:30
2018年3月21日(水・祝)18:00~21:30
2018年3月31日(土)17:00~20:30

「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」受賞アーティスト / 受賞作品

ARTIST OF THE YEAR(もっとも優れたアーティストに授与される賞)

ゆず

PEOPLE’S CHOICE(一般投票によって決定し授与される優秀アーティスト賞)

星野源

VIDEO OF THE YEAR(もっとも優れたミュージックビデオに授与される賞)

平井堅「ノンフィクション」

ALBUM OF THE YEAR(もっとも優れたアルバムに授与される賞)

Hi-STANDARD「The Gift」

SONG OF THE YEAR(もっとも優れた楽曲に授与される賞)

DAOKO×米津玄師「打上花火」

BEST BREAKTHROUGH ARTIST(もっとも優れた新人アーティストに授与される賞)

DAOKO

BEST MALE ARTIST(もっとも優れた男性ソロアーティストに授与される賞)

米津玄師

BEST FEMALE ARTIST(もっとも優れた女性ソロアーティストに授与される賞)

安室奈美恵

BEST GROUP ARTIST(もっとも優れたグループアーティストに授与される賞)

ONE OK ROCK

BEST POP ARTIST(もっとも優れたポップアーティストに授与される賞)

ゆず

BEST ROCK ARTIST(もっとも優れたロックアーティストに授与される賞)

Suchmos

BEST PUNK / LOUD ROCK ARTIST(もっとも優れたパンク/ラウドロックアーティストに授与される賞)

Hi-STANDARD

BEST ALTERNATIVE ARTIST(もっとも優れたオルタナティブアーティストに授与される賞)

Cornelius

BEST GROOVE ARTIST(もっとも優れたダンスミュージックアーティストに授与される賞)

水曜日のカンパネラ

BEST HIP HOP ARTIST(もっとも優れたヒップホップアーティストに授与される賞)

PUNPEE

BEST INTERNATIONAL ARTIST(もっとも活躍した海外アーティストに授与される賞)

エド・シーラン

BEST COLLABORATION(もっとも優れたコラボレーションに授与される賞)

米津玄師「灰色と青(+菅田将暉)」

BEST RESPECT ARTIST(音楽シーンに貢献し、多大な影響を与えているアーティストに授与される賞)

エレファントカシマシ

BEST NEW VISION(もっとも革新的な活動をしたアーティストに授与される賞)

Suchmos

BEST ACTIVE OVERSEAS(もっとも海外で活躍したアーティストに授与される賞)

ONE OK ROCK

BEST LIVE PRODUCTION(ライブの企画、演出がもっとも優れたアーティストに授与される賞)

TEAM SAKANACTION

BEST CREATIVE ARTIST(もっとも創造性が溢れる活動をしたアーティストに授与される賞)

小沢健二

BEST MUSIC FILM(もっとも優れた音楽映画に授与される賞)

WE ARE X

BEST CONCEPTUAL VIDEO(もっとも優れたコンセプトのミュージックビデオに授与される賞)

ヤバイTシャツ屋さん「ヤバみ」

BEST ART DIRECTION VIDEO(もっともアートワークが優れたミュージックビデオに授与される賞)

星野源「Family Song」

BEST VIDEO DIRECTOR(もっとも優れたミュージックビデオ・ディレクターに授与される賞)

山田健人

BEST ACHIVEMENT ARTIST(輝かしい功績を築き、創造的な貢献をしたアーティストに授与される賞)

桑田佳祐

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