山下達郎の新曲は岡村隆史&松雪泰子主演映画の主題歌

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山下達郎が4月14日にニューシングル「希望という名の光」をリリース。この曲が岡村隆史&松雪泰子主演映画「てぃだかんかにん -海とサンゴと小さな奇跡-」の主題歌に決定した。

山下達郎とは?

1953年生まれ、東京都出身のシンガーソングライター。1972年にシュガー・ベイブを結成し、1975年にシングル「DOWN TOWN」とアルバム「SONGS」でデビュー。翌1976年のバンド解散を経て、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビューを果たす。1980年に発表したアルバム「RIDE ON TIME」が大ヒットを記録し、以後日本を代表するアーティストとして数々の名作を発表。1982年に竹内まりやと結婚し、彼女のアルバムをプロデュースするほか、KinKi Kids「硝子の少年」、嵐「復活LOVE」など他アーティストへの楽曲提供も数多く手がける。また代表曲「クリスマス・イブ」は1987年から30年連続オリコンランキング100位以内を記録し、ギネス世界記録に公式認定された。2009年には細田守監督によるアニメ映画「サマーウォーズ」の主題歌として「僕らの夏の夢」を書き下ろし話題に。2011年に13thオリジナルアルバム「Ray Of Hope」を発表し、2012年には初のオールタイムベストアルバム「OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~」をリリースした。2015年3月に「第65回 芸術選奨文部科学大臣賞」の大衆芸能部門・大臣賞に選出され、同年10月から2016年4月にかけて35都市66公演の全国ホールツアーを実施。2019年11月には木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」の主題歌を収録したシングル「RECIPE」をリリースする。

「希望という名の光」はアニメ映画「サマーウォーズ」の主題歌になった「僕らの夏の夢」以来約8カ月ぶりのシングルとなる。

「希望という名の光」はアニメ映画「サマーウォーズ」の主題歌になった「僕らの夏の夢」以来約8カ月ぶりのシングルとなる。

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今回の主題歌起用は、撮影前のロケハンで沖縄を訪れていた李闘士男監督やスタッフがカーラジオで達郎の「ヘロン」を聴いたことがきっかけ。天気も悪く撮影に最適な海岸が見つからないため焦燥感が蔓延していたロケバスで「ヘロン」がオンエアされると、車窓から見えた海岸には太陽が差し、天地創造のような美しい風景が目前に登場。李監督は直感的にその海岸をメインシーンに使うことを決めたという。

その後、李監督は達郎の楽曲を映画の主題歌にしたいと決意し、撮影中も願かけとばかりに達郎の楽曲を連日BGMに使用。プロデューサーが正式に主題歌制作をオファーしたところ、達郎が脚本に感動してそれを快諾し、新曲「希望という名の光」を書き下ろした。

「希望という名の光」は「ずっと一緒さ」「僕らの夏の夢」に続くバラード3部作の完結編。この珠玉のバラードがラストに響きわたり、映画をより一層感動的なものにしている。

「てぃだかんかにん -海とサンゴと小さな奇跡-」は沖縄の海でサンゴ礁の再生に取り組み、困難を乗り越えながら世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵を成功させた、金城浩二の感動の実話をベースにした映画。「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる李が監督を手がける。

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