NOISEMAKER、宇宙一のシンガロングに満ちた満員リキッドルームワンマン

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NOISEMAKERが1月27日に東京・LIQUIDROOMでワンマンツアー「RED APHELION TOUR」の最終公演を開催した。

NOISEMAKER「RED APHELION TOUR FINAL」の様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

NOISEMAKER「RED APHELION TOUR FINAL」の様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

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このツアーは彼らが最新ミニアルバム「RED APHELION」を携えて11月より実施していたもの。最終公演のこの日、彼らはソールドアウトとなった満員のLIQUIDROOMにて熱演を繰り広げた。

AG(Vo)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

AG(Vo)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

HIDE(G)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

HIDE(G)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

4人はアルバムの1曲目「Change My Life」でライブをスタート。YU-KI(B)とUTA(Dr)の生み出す重厚なビートに乗せ、HIDE(G)のギターフレーズが楽曲をダンサブルに彩る。続けてAG(Vo)が「リキッド、かかって来い!」と焚きつけ「One Dream One Roof」「Something New」をプレイして場内のテンションを引き上げていった。

DVD化されることが事前にアナウンスされていたこの日の公演。最初のMCでAGはこの日の公演をDVD化する理由について「NOISEMAKERのライブは激しくて暴れるっていうことが伝えたいんじゃなくて、メタルが好きな人だったりパンクが好きなおじさん、EDMが好きなギャル……がいるかわからないけど(笑)、とにかくそういういろんな人が集まるオープンな場所だってことを伝えたい」と説明する。加えて「あと1つ、俺らのライブは宇宙一シンガロングがヤバいってところも収めたい」と意気込み、「Flag」へとなだれ込むとフロアからは盛大なシンガロングが発生した。

YU-KI(B)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

YU-KI(B)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

UTA(Dr)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

UTA(Dr)(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

その後もメタルコア要素の強い「Mouse Trap」やUTAの勇ましいドラミングが印象的な「Butterfly」、疾走感あふれる「Her Diamond」、壮大な「Oblivion」など、先ほどのAGの言葉通りバラエティ豊かな楽曲が次々と投下されていく。ファンもシンガロングしたり、体を揺らしたり、激しく暴れ回ったりと、思い思いに彼らの演奏を堪能していた。そんな満員のフロアを見渡し、AGは以前も同会場にて行ったライブと比べて「約1年2カ月前の景色とは全然違います。本当にありがとうございます」「最高です!」と喜びの言葉を重ねていた。

ひときわ盛大な合唱が広がった「Home」のあと、AGは「バンドの未来を決めるにはもちろん俺らも突っ走らないといけないんだけど、ここにいるみんなの力が必要だってこと。おかげで今日ソールドアウトできました」と改めてファンに感謝の言葉を送る。続けて「俺らには行きたい場所、見たい景色があります。これからも進み続けるんで俺らにベット……賭け続けてください」と熱弁し、エモーショナルに「SADVENTURES」を届けた。

NOISEMAKER「RED APHELION TOUR FINAL」の様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

NOISEMAKER「RED APHELION TOUR FINAL」の様子。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

「こっからはめんどくさい話はなし!」とAGが言い放ち、ライブは後半戦へ。シンガロングが広がった「SOMEBODY WANTS DAYS YOU CLOSE」「RUDE BOY」でAGが艶やかな歌声を聴かせ、「NEW GATE」ではHIDEとYU-KIが競い合うように楽器を弾くなど、4人は各々のテクニックも見せつけていく。自身のバンド活動を振り返ってから始まった「Nothing to Lose」ではメッセージ性の強い歌詞をAGが拳を握りしめて熱唱。感動的なムードに包まれる中、バンドは最後にアルバムでもラストを飾る「Fork in the Road」を届けて本編を締めくくった。

NOISEMAKER「RED APHELION TOUR FINAL」終演後の記念写真。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

NOISEMAKER「RED APHELION TOUR FINAL」終演後の記念写真。(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)[拡大]

アンコールではメンバーが「やっぱりこの曲だよな」と演奏を始めようとした瞬間、スティーヴィー・ワンダーの「Happy Birthday」が。驚くHIDEの前にケーキが運ばれ、メンバーとファンでHIDEの誕生日を祝福した。そして和やかなムードを一蹴するようにバンドは最後にキラーチューン「Platinum shoes」を投下。再び場内の温度を引き上げてツアーの幕を引いた。

なおライブ中にバンドは5月20日に地元・北海道のBESSIE HALLと札幌KRAPS HALLを使ったサーキットフェス「KITAKAZE ROCK FES.」を開催することを発表した。詳細は追ってアナウンスされるのでファンはこちらもお楽しみに。

この記事の画像(全18件)

NOISEMAKER「RED APHELION TOUR FINAL」
2018年1月29日 LIQUIDROOM セットリスト

01. Change My Life
02. One Dream One Roof
03. Something New
04. Flag
05. Mouse Trap
06. Butterfly
07. Her Diamond
08. Oblivion
09. DRIFTING CLOUDS
10. THE NEW ERA
11. Home
12. SADVENTURES
13. SOMEBODY WANTS DAYS YOU CLOSE
14. RUDE BOY
15. NEW GATE
16. Nothing to Lose
17. Fork in the Road
<アンコール>
18. Platinum shoes

NOISEMAKER presents【KITAKAZE ROCK FES.】

2018年5月20日(日)北海道 BESSIE HALL / 札幌KRAPS HALL

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NOISEMAKER @__NOISEMAKER

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