1月9日に20歳の誕生日を迎えた昌暉。この日のイベントは彼の成人を祝うためのもので、会場には彼のイメージカラーのピンク色のペンライトを手にしたスラッシャー(DISH//ファンの呼称)が集まった。2部制で行われたイベントのうち、この記事では第1部の模様をレポートする。
開演時刻を迎えると昌暉のソロ曲「Pa Pa Pa パンティー!」が鳴り響き、「どーもー!」と昌暉が会場下手の扉から姿を見せる。「どーも、どーも」と言いながら客席を歩き、彼らしい砕けた振る舞いで観客を和ませると、昌暉は「20歳になりました!」と報告した。
誕生日当日の出来事を振り返った昌暉は「9日の0:14くらいに(小林)龍二から『おめでとう』って連絡が来たんですけど、そのほか、メンバー誰からも(お祝いメッセージが)来てません! 昼くらいになってグループLINEに(橘)柊生が書き込んでくれたけど、まったくもうって感じですよ!」とメンバーへの愚痴をこぼしつつ「でも、20歳になってみてもあんまり変わらないな、というのが本音です」と成人を迎えた感想を語った。
その後ワインで乾杯すると、彼は「僕も楽しめてみんなも楽しめるコーナーを用意しました」とこのイベントについて紹介し、さっそく最初のコーナー「胸キュン▽MASAKI BINGO!!」(▽はハートマーク)へ。これはビンゴになった人5名に彼から「胸キュン▽台詞」が贈られるゲームで、彼はビンゴになったスラッシャー1人ひとりの元へ歩み寄り、目を合わせながら甘いフレーズを伝えて歓声を誘う。また15の倍数が出るとメンバーからのお祝いメッセージ動画が流れるサプライズも用意され、昌暉はメンバー4人のそれぞれの言葉に笑顔で耳を傾けていた。
昌暉に関するマニアックなクイズで来場者の中から“MASAKIマニア”を決める「〇×じゃんけんMASAKIクイズ!!」のコーナーを経て、3つ目に届けられたのは質問コーナー。ここではファンから「自分の好きなところベスト3を教えてください」という質問が投げられ、昌暉は「1位はまず顔でしょ。僕の横顔は世界一だと思ってますんで(笑)。2位は優しいところ。昌暉、意外と優しいんです。3位は布団に入ったらすぐに眠れるところかな」と答えた。ゲームやクイズでファンとの交流を楽しむと、彼は「コンサートスタイルだと緊張しちゃうからさ(笑)。ラフにやりたかったんです。だから、今回はこういう形にさせてもらいました」とファンに伝える。そして「最後は僕の歌を」と、ライブコーナーをスタートさせた。
昌暉が1曲目に選んだのはback number「僕の名前を」で、彼は「映画の主題歌になっているのを聴いて『この歌好きだな』と思い、選びました」と選曲の理由を語る。2曲目は以前に生誕祭で歌ったことのある中島みゆきの「糸」。「この曲が本当に好きなんです」と強い思い入れを明かしながら、彼は柔らかな歌声を会場に響かせた。ラストナンバーは昌暉自身が作詞作曲した「僕の太陽」で、この曲をスラッシャーと一緒に歌いたいと事前にブログで告知していた昌暉は「みんなで歌えたらと思います!」とファンに呼びかける。彼が客席の通路を歩きながらこの曲を歌うとスラッシャーも大きな歌声を響かせ、この声に昌暉は「皆さん練習してきてくれたみたいで……ありがとう!」とひと言。終始温かな雰囲気に包まれたイベントはこれをもって幕を閉じ、昌暉は最後に「20歳になっても何ひとつ変わらない矢部昌暉ですが、これからもよろしくお願いします!」と伝えてステージをあとにした。
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阿部@研究所 @miyuki_lab
“...2曲目は以前に生誕祭で歌ったことのある中島みゆきの「糸」”
【ライブレポート】自作曲合唱に「ありがとう!」DISH//矢部昌暉、ファンのそばで笑顔交わした20歳生誕祭(写真12枚) - 音楽ナタリー https://t.co/MfQrBxbQxF