the pillowsアルバム再現ツアー第1弾終幕、山中が当時を回想「とても苦しいときだった」

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the pillowsのライブツアー「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.1」のファイナル公演が12月15日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催された。

the pillows「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.1」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:岩佐篤樹)

the pillows「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.1」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:岩佐篤樹)

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the pillows「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.1」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:岩佐篤樹)

the pillows「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.1」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。(撮影:岩佐篤樹)[拡大]

1997年発表の5thアルバム「Please Mr.Lostman」と1998年発表の6thアルバム「LITTLE BUSTERS」の楽曲をすべて演奏するというコンセプトを掲げて実施された今回のツアー。チケットは全8公演すべてソールドアウトとなり、開催前から大きな話題を集めていた。

山中さわお(撮影:岩佐篤樹)

山中さわお(撮影:岩佐篤樹)[拡大]

SALON MUSIC「STOMPIN’ WHEEL」をバックにメンバーが登場すると、まずは「Please Mr.Lostman」から「STALKER」「TRIP DANCER」が続けて披露された。演奏後山中さわお(Vo, G)は「ひさしぶりじゃないか! みんな元気かい?」とお決まりのMCに続き、今回のツアーの主旨を説明。ひさびさにライブに訪れた人がどのくらいいるか尋ねつつ、「2枚のアルバムは正真正銘、誰が作ったのかといえば、オレたちが作ったんだよ! オレたちが演るしかねえだろう!」と熱く語り、BUSTERS(the pillowsファンの総称)を盛り上げた。

真鍋吉明(撮影:岩佐篤樹)

真鍋吉明(撮影:岩佐篤樹)[拡大]

ライブ前半では「ストレンジ カメレオン」「Swanky Street」など、「Please Mr.Lostman」の収録曲をすべて演奏。「LITTLE BUSTERS」のナンバーへと突入する中盤で山中は「準備はいいのか? 準備はいいのかよ!」とオーディエンスをアジテートする。そしてアルバムのオープニング曲「Hello, Welcome to Bubbletown's Happy Zoo (instant show)」に始まり、「Blues Drive Monster」「アナザーモーニング」「ONE LIFE」といったナンバーを続けてプレイした。

佐藤シンイチロウ(撮影:岩佐篤樹)

佐藤シンイチロウ(撮影:岩佐篤樹)[拡大]

メンバー紹介では各々が今回のツアーに対する思いを語る場面もあり、真鍋吉明(G)は「演奏中、当時の記憶がバーンとよみがえってくる」と回想。「すごいがんばってたんだなあ」と当時を振り返りつつ、「レアな機会だったと思います。本当にこういう企画を考えてくれた山中くん、ありがとうございました!」と山中に言葉をかけた。そして後半では「ハイブリッド レインボウ」「LITTLE BUSTERS」とthe pillowsを代表するナンバーで会場のボルテージを一気に高め、本編を締めくくった。

アンコールでは新曲「ぼくのともだち」や1997年にリリースされたシングル「ONE LIFE」のカップリング曲「cherry」を披露。山中はツアー中の心情について「懐かしい曲だけじゃなくて、定番の曲も20年前の歌詞を生み出した瞬間のような感じで」「その感情をもってステージに立ってる時間は、オレにとってはいいものだった」と名残惜しそうに語る。そして「20代の頃はなりたい自分になれてなくて、とても苦しいときだったと思う。そしてその苦しみから生まれたであろう曲たちがこんなに長い時が経っても、聴きたいって言ってくれる人たちがいてくれて、幸せです」とBUSTERSに感謝の思いを告げた。最後は「このツアーにふさわしい曲で締めくくりたいと思う」と紹介された「About A Rock’n’Roll Band」、熱いアンコールに応えての「Locomotion, more! more!」でツアーの幕は閉じられた。

the pillowsは5月から6月にかけてツアー「RETURN TO THIRD MOVEMENT!」第2弾を開催。このツアーのセットリストは1999年発表の7thアルバム「RUNNERS HIGH」と8thアルバム「HAPPY BIVOUAC」の2作品からの楽曲で構成される。

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the pillows「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.1」
2017年12月15日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. STALKER
02. TRIP DANCER
03. Moon is mine
04. 彼女は今日,
05. GIRLS DON'T CRY
06. ICE PICK
07. ストレンジ カメレオン
08. Swanky Street
09. SUICIDE DIVING
10. Please Mr.Lostman
11. Hello, Welcome to Bubbletown's Happy Zoo (instant show)
12. Blues Drive Monster
13. アナザーモーニング
14. ONE LIFE
15. THAT HOUSE
16. Black Sheep
17. Nowhere
18. パトリシア
19. like a lovesong (back to back)
20. ハイブリッド レインボウ
21. LITTLE BUSTERS
<アンコール>
22. ぼくのともだち
23. cherry
<ダブルアンコール>
24. About A Rock'n'Roll Band
<トリプルアンコール>
25. Locomotion, more! more!

the pillows「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.2」

2018年5月6日(日)新潟県 GOLDEN PIGS RED STAGE
2018年5月12日(土)東京都 渋谷CLUB QUATTRO
2018年5月18日(金)岡山県 YEBISU YA PRO
2018年5月20日(日)愛知県 THE BOTTOM LINE
2018年5月25日(金)宮城県 Rensa
2018年5月27日(日)北海道 札幌PENNY LANE24
2018年5月29日(火)青森県 青森Quarter
2018年6月1日(金)大阪府 BIGCAT
2018年6月3日(日)福岡県 DRUM LOGOS
2018年6月5日(火)愛媛県 松山サロンキティ
2018年6月8日(金)東京都 Zepp Tokyo
2018年6月23日(土)沖縄県 桜坂セントラル

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読者の反応

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たまむらの三月兎🐇 / クロ@ボドゲ沼🎲 @gumto

この頃のピロウズはまさに私の青春そのもので。
彼らは求めていた形に近付いてきたと言うけど、個人的にはあの時代が一番好きです。
ベストアルバムは出さないと言っていたのに出てるあたり、確かに色々辛い時期だったんだろうな。
https://t.co/lgyT8g6wU8

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