the pillowsがアルバム再現ツアーでレア曲連発、ファン待望の“あの曲”も

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the pillowsのツアー「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.3」が本日7月23日の沖縄・桜坂セントラル公演をもって終了した。この記事では7月16日に行われた東京・USEN STUDIO COAST公演の模様をレポートする。

the pillows(撮影:橋本塁)

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「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.3」は過去に発表されたアルバムを再現するツアーの第3弾。今回のツアーでは、2001年に発売された9thアルバム「Smile」と、2002年発表の10thアルバム「Thank you, my twilight」の全収録曲が披露された。

the pillows(撮影:橋本塁)

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ライブは「Smile」のオープニングナンバー「Good morning good news」で勢いよく幕開け。続けざまに「WAITING AT THE BUSSTOP」が演奏され、冒頭から会場は熱気に包まれる。MCで山中さわお(Vo, G)から「『Smile』と『Thank you, my twilight』の収録曲を全曲歌うということは、あの頭のおかしい曲も歌うわけだ」と含みを持たせた発言が飛び出すと、観客は期待を込めて拍手で応えた。

the pillows(撮影:橋本塁)

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その後も山中の「レアな曲が続くよ」という言葉に続けて、「Monster C.C」「Skim heaven」「THUNDER WHALES PICNIC」など「Smile」の収録曲が続々と披露される。さらに山中、真鍋吉明(G)、サポートメンバーの有江嘉典(B / VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)が楽器を縦に構えると会場は沸き立ち、ボルテージの高まったフロアにカントリー風のナンバー「Calvero」がドロップされた。

山中さわお(Vo, G)(撮影:橋本塁)

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ライブの中盤では、冒頭で山中が「あの曲」と呼んだ表題曲「Smile」が満を持して披露された。この曲は突飛な展開や過激な歌詞でファンの人気を集めながらも長年ライブで披露されておらず、そのため多くのバスターズ(the pillowsファンの呼称)から今回のツアーでの演奏を心待ちにされていた。楽曲冒頭の穏やかな演奏から一転、大胆な転調で激しいサビパートに突入すると山中が「クタバレニンゲンドモ」とシャウト。その後も彼は一心不乱に荒々しい歌声を響かせた。

the pillows(撮影:橋本塁)

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「Thank you, my twilight」のパートは「RAIN BRAIN」「ビスケットハンマー」「Rookie Jet」とアップテンポのナンバーからスタート。さらに4人はひさしくライブで披露してこなかったというピロウズ流のダンスナンバー「My Beautiful Sun(Irene)」をパフォーマンスし、観客の体を揺らしていく。「Come on, ghost」では山中がギターを手放し、ハンドマイクで歌唱。ステージの前方で目の前の観客を煽りながら、たくましい歌声を聞かせた。その後、ピロウズらしい疎外感を歌った「ROBOTMAN」、切ないラブソング「ウィノナ」、シングル曲「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」などを経て、4人はファンに人気のナンバー「バビロン天使の詩」をプレイ。表題曲「Thank you, my twilight」では、ノスタルジックな電子音に乗せて山中が力強いシャウトをこだまさせる。最後に彼らは「Ritalin 202」を演奏し、颯爽とステージをあとにした。

the pillows(撮影:橋本塁)

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アンコールでは「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」のカップリングとして発表された、レゲエテイストのナンバー「そんな風にすごしたい」が歌われる。その後山中は「Smile」と「Thank you, my twilight」をリリースした頃を振り返り「いろんな音楽スタイルにチャレンジしていたなと思う。でも歌詞の内容はずっと同じことを歌ってるんだよ」と語る。さらに「君たちはよく飽きないで長いこと聴いてるよね。見た目は変わったけど中身は変わってないから、こうやってずっと仲よくしてくれてるんだろうな。好き」と観客に愛の言葉を届けながら、「大人になったからビジネスで『好き』って言えるようになったんだよ」と照れ笑いを浮かべる場面も。最後にthe pillowsは「Fool on the planet」「ハイブリッド レインボウ」を力強く演奏しライブの幕を下ろした

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「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.3」2021年7月16日 USEN STUDIO COAST セットリスト

01. Good morning good news
02. WAITING AT THE BUSSTOP
03. FUN FUN FUN OK!
04. WINNING COME BACK!
05. Skim heaven
06. Monster C.C
07. Vain dog(in rain drop)
08. THUNDER WHALES PICNIC
09. Calvero
10. 日々のうた
11. Smile
12. この世の果てまで
13. RAIN BRAIN
14. ビスケットハンマー
15. Rookie Jet
16. My Beautiful Sun(Irene)
17. Come on, ghost
18. ROBOTMAN
19. ウィノナ
20. 白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター
21. バビロン天使の詩
22. Thank you, my twilight
23. Ritalin 202
<アンコール>
24. そんな風にすごしたい
25. Fool on the planet
26. ハイブリッド レインボウ

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