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三上ちさこ、完全復活を印象付けたLOOP公演

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手前が三上ちさこ、奥が新津由衣。 (Photo by Ikeya Tomohide)

手前が三上ちさこ、奥が新津由衣。 (Photo by Ikeya Tomohide)

三上ちさこ(ex. fra-foa)と新津由衣が共同で企画したライブイベント「月と太陽 -透明な交差点- vol.1」が、12月3日に東京・代官山LIVE HOUSE LOOPで開催された。

fra-foa解散後にソロに転向し、最近では約2年半ほどライブ活動をセーブしていた三上ちさこと、今夏にNeat'sから本名に改名して新たなスタートを切った新津。2人の共同企画である今回のイベントは三上の“復活ライブ”と位置付けられたもので、彼女の本格的なライブ活動再開の場となることでファンの注目を集めていた。

公演は、オープニングアクトであるハルカトミユキの演奏でスタート。2人はアコギとキーボードのみのシンプルな編成で全6曲を披露。静謐な雰囲気を漂わせながらも時には熱いパフォーマンスを見せ、2人の魅力をしっかりと表現していた。

続く新津はハットリクミコ(シナリオアート / Dr)、津野米咲(赤い公園 / G)、AZUMA HITOMI(Key)からなるこの日のために結成されたバンドメンバーと共に姿を見せると、AZUMAのシンセベースのサウンドを合図に「Big Bang」の演奏を開始。その後もバンドは、終始息の合った演奏でオーディエンスを魅了していった。また新津によるスレイベルが幻想的な雰囲気を演出した「Swim In The Wonder」など、この日ならではのアレンジが施された楽曲もファンを楽しませていた。

大きな拍手に迎えられるように現れた三上は、上田健司(B)、松原"マツキチ”寛(Dr)、akkin(G)、秦千香子(Key)というバンド編成でライブに臨んだ。ハードなギターチューン「1004」で自身の復活ライブの幕を開けると、シンセブラスのサウンドが印象的な「Ride on the beetle!」や全編英語詞の「The Secret」など新曲を次々と披露してく。バラードの「Sea For Why」を歌い終えたあとには、「私が歌っている意味は1つしかない。1人ひとりがみんな素晴らしい存在なんだということを歌で表現していきたい」と目に涙を浮かべながら語った。

アンコールでは、三上がfra-foaの「澄み渡る空、その向こう に僕が見たもの。」を披露したり、2018年に三上と新津がそれぞれプロデューサーのCHRYSANTHEMUM BRIDGEが立ち上げるレーベルからアルバムをリリースすることを発表したりと、多くのサプライズが用意された。そして最後に三上、新津、ハルカトミユキの3組でCHRYSANTHEMUM BRIDGEがプロデュースを手掛けたSEKAI NO OWARIの「RPG」を歌い、イベントは大盛り上がりで終了した。

なお三上はこの公演で、2月12日に宮城・仙台MACANAでDADARAYと対バンライブを行うことも発表している。

Datefm presents SENDAI STRUT #01

2018年2月12日(月・祝)宮城県 仙台MACANA
<出演者>
三上ちさこ / DADARAY

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