開演後、巨大なシャンデリアと、洋館の窓をイメージした5つのLEDモニターが配置された豪華なステージに、颯爽とメンバーが登場。MCもなくすぐさま最新シングル「Choose me」のイントロが響き渡り、熱狂のツアーファイナルの幕が上がった。彩姫(Vo)の歌声が響きわたると、会場のボルテージは一気に上昇。その熱狂は次の「Don't you tell ME」でさらに加速していく。怒涛のバスドラムで始まる「モラトリアム」では、彩姫の「ジャンプ!」という声に煽られて、観客が拳を突き立て跳ね上がった。
小鳩ミク(G, Vo)と彩姫がステージから去ると、まずはAKANE(Dr)がドラムソロを繰り出し、MISA(B)とKANAMI(G)を加えてセッションを披露。その流れから始まった「Don't let me down」はライブ前半の最大の盛り上がりとなった。その後も、海外のリスナーからの支持が厚い「Awkward」、ピアノのイントロと彩姫のボーカルが際立つロックバラード「Daydreaming」を連発し、照明とレーザーを用いた光の演出で会場が彩られる。観客は「YOLO」「alone」ではKANAMIがテクニカルなギターソロに圧倒され、「Brand-New Road」ではMISAの力強くしなやかなベースソロに酔いしれた。
ライブはほぼノンストップで進められてきたが、突然「ポッポッポー」という声が響きわたり、小鳩による恒例のコール&レスポンスコーナー、“おまじないタイム”がスタート。「萌え萌え」「キュンキュン」という歓声が沸いたのち、一転して「One and only」「REAL EXISTENCE」といった攻撃的な選曲で観客を圧倒した。MISAのスラップにKANAMIとAKANEのソロが加わったセッションから「Play」に突入すると、火柱が吹き上がりステージが赤く染まる。「secret My lips」では歌詞がステージ後方のLEDモニターに映し出された。
「全力でかかってこいよ」という声と共にラストナンバー「the non-fiction days」になだれ込むと、メンバーの気迫に応えるように会場もこの日一番の盛り上がりを見せる。そして火柱が再び天を突き、BAND-MAID史上最大規模のワンマンライブは華々しく締めくくられた。なお12月9日には、このツアーの追加公演「BAND-MAID お給仕TOUR Autumn-Winter 2017『燃えたの?萌えたの?どっちだったの?』~燃 vs 萌~」が東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催されることも決定している。
「BAND-MAID お給仕TOUR Autumn-Winter 2017『燃えるの?萌えないの?どっちなの!?』」2017年11月24日 新木場STUDIO COAST セットリスト
01. Choose me
02. Don't you tell ME
03. you.
04. モラトリアム
05. Puzzle
06. Don't Let Me Down
07. FREEDOM
08. So,what?
09. Unfair Game
10. CROSS
11. Matchless GUM
12. Awkward
13. Daydreaming
14. YOLO
15. alone
16. Brand-New Road
17. ORDER
18. decided by myself
19. TIME
20. One and only
21. REAL EXISTENCE
22. Take me higher!!
23. Play
24. secret My lips
25. the non-fiction days
BAND-MAID お給仕TOUR Autumn-Winter 2017「燃えたの?萌えたの?どっちだったの?」~燃 vs 萌~
2017年12月9日(土)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
リンク
- BAND-MAID
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園田林太朗@インフォマート特命部長(自称) @sonodarin
いやぁホントに凄かった。90分ちょいで25曲。ほぼぶっ通し。vo彩姫まだまだ歌えそうだったし最後の方が声が伸びてた。
BAND-MAID、攻撃的セットリストでご主人様・お嬢様を圧倒した最大規模ワンマン
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