目指せBLITZ！アップアップガールズ（2）初ワンマンで高萩千夏がリーダー就任

アップアップガールズ（2）が昨日11月26日に東京・AKIBAカルチャーズ劇場にてワンマンライブ「アップアップガールズ（2） AKIBA DE 単独!!」を実施した。

アップアップガールズ（仮）の妹分として今年2月に結成された彼女たち。グループ初のワンマンライブとして行われた今回の公演で、5人はアプガ魂あふれる全力パフォーマンスで会場に詰めかけた満員のオーディエンスを魅了した。

定刻になると場内にovertureが大音量で鳴り響き、新衣装に身を包んだメンバーがステージに登場。5人は「Sun!×3」で元気よくワンマンライブの幕を開けた。冒頭のMCでは鍛冶島彩が鼻フルート、高萩千夏が地元・福島の方言、吉川茉優が早口言葉を披露するなど特技を交えつつ初ワンマンへの意気込みを述べていくも、続く最年少メンバーの中沖凛がしゃべりはじめた途端に思わず感極まって号泣。そんな彼女をフォローすべく橋村理子がマイクを通さず生声で「今日は油断しないでがんばります！」と力強く叫ぶと会場からは大きな歓声が上がった。

2018年元日にリリースされる2ndシングルの収録曲「フユトテトテ」でライブは再開。5人は「バレバレI LOVE YOU」や「アップアップタイフーン」といったアップチューンをパワフルに歌い上げ会場のボルテージを引き上げたかと思えば、続く「チェリーとミルク」ではセンチメンタルなサウンドに乗せてキュートな歌声を聞かせるなど起伏に富んだパフォーマンスでオーディエンスを楽しませる。未発表曲「2学期サマーっ！！」まで5曲連続で楽曲を届けた彼女たちは、2時間ノンストップでパフォーマンスを繰り広げるアプガ（仮）への敬意を息を弾ませながら口にしていた。

ライブ中盤では、この日の目玉企画であるソロコーナーが行われ、Twitterで実施された動画投稿企画「ポイントアップアップキャンペーン！ #可愛く○○する選手権」で最多RT数を勝ち取った鍛治島が「サイリウム」を熱唱。トレードマークであるリコーダーを振りながら持ち前のハスキーボイスを場内に響かせた。

吉川がセンターを務める2ndシングル収録曲「どしゃぶりのテラス席」で後半戦はスタート。5人は「UPPER ROCK」「お願い魅惑のターゲット」「アッパーカット！」といったアプガ（仮）のキラーチューンを立て続けにドロップしラストスパートをかけていく。そして本編最後にデビューシングルの収録曲「二の足Dancing」を披露し、持てる力を振り絞るようなエネルギッシュなパフォーマンスで最後まで会場を沸かせた。

ラストのMCではメンバー全員がこの日の感想を語ったのち、年長者である高萩がグループを代表して今後の目標を口にする。彼女が涙ながらに結成からこれまでの活動を振り返り、直近の目標としてマイナビBLITZ赤坂でのライブ実施を宣言するとオーディエンスから温かな拍手と声援が送られた。するとステージ脇からアプガ（仮）の森咲樹が登場。彼女は「本当に頼もしい後輩になったと思います。今日のライブをやり切ったことが自信につながると思うから、もっともっとがんばってほしい」とメンバーにエールを送ると共に、高萩がアプガ（2）のリーダーに決定したことをサプライズで告げる。突然の知らせに戸惑いつつも、高萩は「アイドルとしてだけじゃなく、1人の女の子としてもみんなで成長していきたいです」とリーダーとしての決意を述べ、記念すべき初のワンマンライブを締めくくった。