「魂の歌を聴いて下さい」中島美嘉“フルコース”振る舞うツアー開幕

中島美嘉の全国ツアー「MIKA NAKASHIMA FULL COURSE TOUR 2017～YOU WON'T LOSE～」が、11月2日に広島・東広島芸術文化ホールくらら 大ホールで幕を開けた。

10月には初の中国での単独公演を成功のうちに収めた中島。5月から7月にかけて行われたツアーではアコースティック編成によるシンプルなアレンジで歌を届けた彼女だが、今回のツアーでは河野伸（Piano）、土屋公平（G）、馬谷勇（G）、海老沼崇史（B）、坂田学（Dr）、ハルナ（Cho）、津屋知彦（Cho）とバレーダンサーのHARUNA、Mihoを従えたバンド編成で各地を回る。

中島は今年3月にリリースされたおよそ4年ぶりのオリジナルアルバム「TOUGH」を軸にしながらも新旧の楽曲を織り交ぜた、ツアータイトル通りの“フルコース”なパフォーマンスを展開。「GLAMOROUS SKY」で勢いよくライブをスタートさせると、「最後までフルコースでぶっ飛ばして行きますので、魂の歌を聴いて下さい」と観客に告げた中島は「雪の華」などのヒットナンバーを連発した。ライブ中盤にはボンテージふうの衣装に身を包み、最新アルバム表題曲アルバム表題曲「TOUGH」を初披露。黄色のロングワンピース衣装に着替えての後半戦には10月25日に発売されたニューシングル「A or B」も歌われた。

アンコールは「最後までいっぱい残ってくれてありがとう。ありがとうの意味を込めてこの曲で終わりたいと思います」と「JOY」で締めくくり、ツアー初日のライブは終了。ツアーはこのあと12月29日の東京・Bunkamuraオーチャードホールまで合計12公演が予定されている。