大友良英の「こんな音楽を聴いて育った」が詰まった青春エッセイ

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大友良英のエッセイ「ぼくはこんな音楽を聴いて育った」が9月13日に発売される。

大友良英とは?

1959年、神奈川県生まれ福島県育ちの音楽家。主な演奏楽器はギターとターンテーブル。1990年にGROUND-ZEROを結成後、国内外で作品のリリースやライブを行う。GROUND ZERO解散後はフリージャズやノイズミュージックのフィールドで活動を続ける傍ら、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENなどさまざまな音楽プロジェクトへ参加する。劇伴制作にも定評があり、「アイデン&ティティ」(2003年)、「色即ぜねれいしょん」(2009年)といった映画、「クライマーズ・ハイ」(2005年)や「その街のこども」(2010年)、「とんび」(2012年)といったヒットドラマで手腕を振るう。さらに現代美術やメディアアートの分野でも評価が高く、音響機器を利用した展示作品「without records」「ensembles」などの展示を国内外で開催している。2011年には東日本大震災を受けて、自身が10代を過ごした福島県で「プロジェクト FUKUSHIMA!」を展開。野外音楽イベント「フェスティバル FUKUSHIMA!」の開催をはじめとした一連の活動が評価され、2012年度の「芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門」を受賞し話題を集めた。2013年には、連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当。ドラマのヒットと共にその劇伴にも注目が集まり、サントラや劇中歌などが次々とCD化された。また「あまちゃん」のオープニングテーマと劇中歌である「潮騒のメモリー」の2曲で「第55回 輝く!日本レコード大賞」の作曲賞をSachiko Mとともに受賞。「第64回NHK紅白歌合戦」にも出演した。2014年にはアジア各地の音楽家の交流プロジェクト「ENSEMBLES ASIA」を国際交流基金と共に立ち上げる。2017年に、札幌国際芸術祭の芸術監督に就任。2019年にはNHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当し、福島を代表する夏祭り「福島わらじまつり」改革のディレクターも務めている。

大友良英「ぼくはこんな音楽を聴いて育った」表紙

大友良英「ぼくはこんな音楽を聴いて育った」表紙

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ぼくはこんな音楽を聴いて育った

大友良英「ぼくはこんな音楽を聴いて育った」
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このエッセイのテーマとして、大友が19歳までに影響を受けた音楽の数々が登場。坂本九、いしだあゆみ、山口百恵などの昭和歌謡界のスター、「シャボン玉ホリデー」「ウルトラQ」といったテレビ番組、ジミ・ヘンドリックス、キャロル、阿部薫、タモリ、さらには“桑原くん”、“大森くん”などを軸に、音楽家を夢見た幼少期から思春期までの大友の青春の思い出が明かされる。

なお同著の帯文は小泉今日子宮藤官九郎が担当している。

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大友良英 otomo yoshihide @otomojamjam

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