BiSH「TBS」3年目で初の満員御礼＆11月に新作リリース決定

BiSHが昨日8月23日に東京・Zepp Tokyoでフリーライブ「TOKYO BiSH SHiNE3」を開催した。

「TOKYO BiSH SHiNE3」に集まったのは、先着700枚限定の無料観覧整理券を手にした清掃員（BiSHファンの総称）と、“どうしても入場したい人”向けに有料チケットを事前購入した清掃員のおよそ2700人。ライブの模様はニコニコ生放送で生配信され、多くのファンがBiSHのパフォーマンスを見届けた。また開演前にはWACK代表の渡辺淳之介氏が登場し、エイベックスとの共同プロジェクト「Project aW」の始動を宣言。黒ずくめの衣装を着た5人がステージに現れ、新グループ・EMPiREとしてお披露目された。

開演時間になると、ラウドなオープニングSEが鳴り響く中、BiSHがステージに姿を見せる。6人は「SCHOOL GIRLS, BANG BANG」でライブの口火を切り、最新ミニアルバム「GiANT KiLLERS」の収録曲や「Is this call??」「Primitive」などを盛り込んだセットリストで観客を盛り上げた。MCではこれまでの「TOKYO BiSH SHiNE」を振り返り、1回目は大赤字、2回目は初回よりも来場者数が減り、3回目となる今回は初めて満員御礼となったことを報告。アイナ・ジ・エンドは「これまでは『赤字イベントに来てね』なんて自虐的に言ってたけどほんとは悔しかったんです。たぶんやねんけど、運命は変えられるって思ったんです。これからも清掃員のみんなでBiSHを更新してくれますか！ 運命変えていこうぜ！」と声を上げた。

ライブ中盤にはハシヤスメ・アツコが、昨年8月の「TOKYO BiSH SHiNE repetition」でアユニ・Dが加入して1年が経ったことを振り返りつつ、同期のリンリンに近付いて「仲良くしていこう、なっ？」と歩み寄る。しかしリンリンは「さっきから（胸の）パッド擦り付けんなよ！」とハシヤスメを一蹴。これをきっかけにハシヤスメを中心としたコントが展開され、最終的にメンバー全員による息の合った茶番で会場は笑いの渦に包まれた。

またアンコールでBiSHは、11月29日にメジャー第2弾作品となるニューアルバム（タイトル未定）を発売することと、同月に学生限定ツアー「BiSHの学園天国 Tour」および女性限定ツアー「BiSH About a Girl Tour」を開催することをアナウンス。女性限定ツアーの発表時にはフロア内の女性限定エリアから一際大きな歓声が上がった。そしてBiSHの夏恒例イベントになりつつある「TBS」は、ライブ定番曲「BiSH-星が瞬く夜に-」で熱狂のうちに締めくくられた。