本日7月24日に東京・帝国劇場にて、
「ビューティフル」は7月26日から8月26日まで帝国劇場で上演される、シンガーソングライターのキャロル・キングの半生を代表曲と共に描くミュージカル。記者会見には水樹と平原、
ミュージカル初挑戦となる水樹は、開幕を明後日に控えた現在の心境を「ついにこの日がやってくると。緊張と興奮と、いろいろな思いでテンションが上がりまくっています(笑)。初めてだからこその思い切りのよさが出せるように、自分を信じて全力投球でがんばりたいです」と興奮気味に話す。平原も「ついに帝国劇場生活が始まると思うとワクワクしますし、すごく興奮してます。劇場に入ったとき、本当に圧倒されて……『何かいるな』って。ファントムみたいな、劇場の神様がいるような。そのパワーを感じながら、信頼の置ける最高の仲間とがんばっていますので、この夏しっかりといい歌をお芝居をお届けしたいです」と思いを明かした。
そんな2人の様子を受けて、キャロルの夫ジェリー・ゴフィン役を演じる伊礼は「2人が抱えている高揚に鼓舞されて、僕も激しく脈を打っております」と続ける。キャロルの友人である作曲家のバリー・マン役を務める中川は、「音楽がこのミュージカルの醍醐味ですが、クリエイターたちが音楽を生むまでの苦悩も描かれていて。その両面を早くお客様に感じていただきたいですね」と笑顔。バリーとコンビを組む作詞家、シンシア・ワイル役のソニンは「お客様の反応が楽しみで、毎日ワクワクしながら稽古しています。帝国劇場での新しいパフォーマンスというものが見られるんじゃないかな」と自信をのぞかせた。
プロデューサーのドニー・カーシュナー役を演じる武田は「帝国劇場はミュージカルや演劇を志す者にとって、最終目的地と言っていい聖地で。そんな舞台にこの夏1カ月立たせていただける喜びと興奮にあふれております。アメリカの音楽史、いや、世界のポップス史を彩った楽曲と共に物語を楽しんでもらえると思います」と、作品に参加できる喜びを語る。キャロルの母親ジーニー役の剣は「ミュージカルのために曲があるのではなく、キャロルが作っていった楽曲をまとめたら彼女の人生になったというところが、今までのミュージカルと本当に違うところで。どこを取っても楽しめる作品ですので、ぜひ劇場にいらっしゃっていただきたいと思います」と観客にメッセージを送った。
記者から役柄の魅力について尋ねられると、平原は「キャロルは誰に対しても一途な人物。そういう人だからこそたくさんの名曲が生まれたので、私にとってキャロルのテーマは『すべての人に愛を』なんです」と返答。一方水樹は「彼女の魅力はどんなときも諦めない、折れない心でしょうか。キャロルのまっすぐに信念を貫く姿勢に、『どんな苦難も乗り越えていける』と勇気が湧いてくると思います」と答えた。
最後に観客へメッセージを求められた水樹は「初めてのミュージカルでしかも主演、そしてこの伝統ある帝国劇場に立たせていただくという、この上ない幸せでいっぱいです。この2カ月の稽古期間を信じて、カンパニー一丸となって最高の舞台を届けたいと思います。とにかく楽しい、そしてたくさんの感動が詰まった作品なので、来ていただいた時間は最高の時間になると信じています。ぜひ劇場にお越しください。全力でお迎えします!」と力強く語る。また平原は「このミュージカルは、本当に本当に最高です。観劇後には『ビューティフル』な気持ちになって帰っていただける、すばらしい作品だと思います。この夏はこのカンパニーの仲間が帝国劇場にいると思っていただけたら、きっと楽しい気持ちになるんじゃないかと。劇場でお待ちしております!」とアピールした。
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- 帝国劇場 ミュージカル『ビューティフル』
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