本作は彼が30歳の誕生日を迎えた6月28日にリリースされた作品。「30歳の記念に何か形に残しておきたい」と望んだ工藤自身が企画を発案し、カメラマン選びからロケ地の選定、衣装のスタイリングまですべてをセルフプロデュースしたもので、太田好治が撮影を担当、ロケは東京と彼の故郷・北海道で行われた。
イベントの前に行われた会見で製作の経緯について聞かれると、工藤は「自分で企画書を書いたんですが、まず身内のスタッフをその気にさせるのが大変でした(笑)。半年くらい企画が動かなくて」と苦労話を明かして笑ってみせる。着用している服はすべて私服で、特にこだわったポイントについては「それぞれの場所、シーンに合わせて着る服を考え、変えたところです」と説明した。
また撮影で訪れた場所については「いつも行っている洋服屋さんだったり、友達と飲みに行く場所だったり、自分の生活に近いところです」と語る。さらに彼は、タイトルを「極光」とした意味について聞かれると「極光はオーロラという意味なんですけど、オーロラってカメラを通してじゃないとキレイに見えないという話を聞いて」と切り出し「僕は本当は何もない人間ですが、ファンの方の瞳のフィルターを通して見てもらい、応援してもらっているから、なんだかシンパシーを感じて」と思いを明かした。
会見の終盤、今後の抱負を問われると工藤は「20代は準備段階というか、いろいろなアイデアを溜めていた期間だったので、30代はそれを形にしていきたいなと思います」と答える。そして「グループをプロデュースしてみたくて、アイデアを温めていたりしています」と具体的なプランを口にする場面も。最後に彼は「Da-iCEの工藤大輝とは全然違う姿を見せられると思います。普段の自分に近い姿を切り取ってもらっているので、ぜひこの機会に手に取ってもらえたら」と呼びかけていた。
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