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SKE48チームS、待望の3rd公演「制服の芽」スタート

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SKE48チームSの3rd公演「制服の芽」が10月25日からスタートした。

名古屋・SUNSHINE SAKAEを拠点に活動を展開中のSKE48は、昨年10月に「PARTYが始まるよ」公演で劇場デビュー。今年2月には初のオリジナル公演「手をつなぎながら」をスタートさせ、多くのファンから絶賛を浴びた。今回新たに開幕した3rd公演「制服の芽」は、彼女たちにとって通算2作目のオリジナル公演。今の彼女たちの勢いを凝縮した、非常に見ごたえのある内容に仕上がっている。

新公演はチームSの魅力が絶妙に散りばめられた楽曲がずらりと並ぶ。曲によって小道具を使用するほか、衣装も豊富に用意されており、オープニングからエンディングまで見どころ満載の内容となっている。

中盤のユニットコーナーでは、「思い出以上」「狼とプライド」「女の子の第六感」「枯葉のステーション」「万華鏡」の5曲を披露。特に、松井玲奈はSKE48メンバーとしては初のソロ歌唱を務め、1970年代の歌謡曲を思わせる懐かしいアレンジの「枯葉のステーション」を堂々と歌いきった。

後半戦に突入すると、再びアグレッシヴなダンスを取り入れた楽曲がズラリと並ぶ。「仲間の歌」は観客との合唱を想定したコーラスも用意されたキャッチーな仕上がりで、今後彼女たちの新たなアンセムになりそうだ。

アンコールでもその勢いは止まることを知らず、アッパーな楽曲を経てしっとりとした「手紙のこと」で公演は終了。さらにこの日は、10月21日にリリースされたばかりのAKB48のニューシングル「RIVER」を、チームSバージョンで初披露した。さらに、公演終了後にはファンへの感謝の気持ちを込めて、メンバーとのハイタッチ会も敢行された。

その後、総合プロデューサーの秋元康を迎えての会見を実施。秋元は公演名について「SKE48のメンバーを見ていて、制服の下にある可能性……いつかこの制服を脱ぐときに、この子たちはどういうふうに旅立つんだろうというイメージから、『制服の芽』というタイトルにしました。ここにすべての思いが込められています。」とコメント。公演初日を観た感想についても「彼女たちは本当にまだ土の中のタネかもしれませんが、無限の可能性を持っていると思います。今日の初日を観ると、非常に活き活きとしていますが、まだまだ荒削りな部分があります。しかし、それぞれ違う方向に向かって伸びようとしている生命力を感じました」と、うれしそうに語った。

また、「制服の芽」公演の見どころを訊ねられると「やはり『手をつなぎながら』公演からのSKE48チームSの成長過程を観ていただくことですね。SKE48というのはアイドルの成長を見守るドキュメンタリーだと思うので、初日からどんどん成長していくさまを観ていただけたらと思います」と発言。さらに、「『手をつなぎながら』公演は楽曲的にも勢いで押せる曲が多く、彼女たちの等身大の姿を描いている公演だったんですが、今回は少しフィクションが入っているので、その部分を彼女たちがどれだけ演じることができるのかと思って観ていました。今日観たかぎりでは、そこはちゃんと成長していました。少しずつハードルを高くしながら、これからも4th公演、5th公演につなげていけたらと思います」と話し、この日の公演についても「98点。なぜ100点ではないかというと、2点くらいはこれからの課題を残しておかないとここで終わってしまうので、この2点は何が足りたいのかをそれぞれ考えてもらいたいです」と合格点だったことを明かした。

SKE48チームSメンバーが語る「制服の芽」公演の見どころ

桑原みずき「『手紙のこと』の歌詞にはファンの皆さんへのメッセージが込められていて、本当に気持ちが入って歌うことができます。なので、歌詞に注目してほしいです」

平松可奈子「どのユニットも今までと違った個性が出ていて、ギャップがあると思います」

大矢真那「公演の中でフリフリの衣装を着ているときがありますが、それでも歌っているのは激しい曲で。フリフリだけど表情はカッコイイみたいに、表情がコロコロ変わっていくのでそこを注目して観てほしいです」

高田志織「全部です! ダンスも、衣装も、表情も、曲も、歌詞も、雰囲気も全部大好きなので、すべて観てほしいです」

平田璃香子「12曲目の『仲間の歌』では、一番最後にお客さまと一緒に歌うパートがあって。歌詞が私たちのことを歌っている内容なので、ぜひ皆さんも一緒に歌っていただけたらうれしいです」

新海里奈「ダンスですね。2nd公演よりも難しくなっていて、まだまだなんですけどみんなで力を合わせてがんばってきたので、ぜひそこを観ていただきたいと思います」

松下唯「9曲目の『万華鏡』という曲は、ユニットの中で初めて20歳以上のメンバーが集まっています。今までにない感じの構成になっているので、ぜひそこに注目して聴いていただきたいと思います」

小野晴香「曲の雰囲気やダンスの振り付けにも演技が入っています。可愛らしい表情やカッコイイ表情、いろいろな表情を見せていきたいと思っていますので、そういうところもしっかり観てほしいです」

出口陽「2nd公演は素敵な曲ばかりでしたが、3rd公演の曲も歌詞を観ながら聴いて本当に素敵な曲がいっぱいだなと思って。この公演はメンバーそれぞれの個性が活かされた公演だと思います。まだまだ未熟ですが、これからもがんばっていきますので応援よろしくお願いします」

中西優香「3rd公演の曲の中ではところどころに細かい仕掛けがたくさん仕込まれているので、何度も観に来て公演ごとに新たな発見をしていただけたらうれしいです」

「制服の芽」公演セットリスト

00. Overture
01. 恋を語る詩人になれなくて…
 [作詞:秋元康/作曲:俊龍/編曲:Sizuk]
02. 合格Kiss
 [作詞:秋元康/作曲:後藤次利/編曲:後藤次利]
03. アンテナ
 [作詞:秋元康/作曲:野中“まさ”雄一/編曲:野中“まさ”雄一]
04. 制服の芽
 [作詞:秋元康/作曲:野中“まさ”雄一/編曲:野中“まさ”雄一]
05. 思い出以上
 [作詞:秋元康/作曲:野中“まさ”雄一/編曲:野中“まさ”雄一]
06. 狼とプライド
 [作詞:秋元康/作曲:吉富小百合/編曲:景家淳]
07. 女の子の第六感
 [作詞:秋元康/作曲:関淳二郎/編曲:関淳二郎]
08. 枯葉のステーション
 [作詞:秋元康/作曲:市川裕一/編曲:樫原伸彦]
09. 万華鏡
 [作詞:秋元康/作曲:上田晃司/編曲:上田晃司]
10. ジェラシーのアリバイ
 [作詞:秋元康/作曲:俊龍/編曲:市川裕一]
11. Doubt!
 [作詞:秋元康/作曲:伊藤心太郎/編曲:伊藤心太郎]
12. 仲間の歌
 [作詞:秋元康/作曲:佐藤ひろこ/編曲:野中“まさ”雄一]
13. 水のないプール
 [作詞:秋元康/作曲:俊龍/編曲:Sizuk]
14. 楽園の階段
 [作詞:秋元康/作曲:春行/編曲:野中“まさ”雄一]
15. ピノキオ軍
 [作詞:秋元康/作曲:横健介/編曲:武藤星児]
16. 手紙のこと
 [作詞:秋元康/作曲:藤井一徳/編曲:辻畑鉄也]
(セットリスト終了後、「RIVER」チームSバージョンを初披露)

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