前野健太「ライブテープ」が東京国際映画祭作品賞受賞
2009年10月26日 17:20 1
「ライブテープ」は、「童貞。をプロデュース」「あんにょん由美香」で知られる松江哲明監督による最新ライブドキュメント作品。2009年元日、初詣客でにぎわう東京・吉祥寺の街を舞台に、ギターをかき鳴らし歌いながら歩き続ける前野健太の姿を1カット74分で記録した生々しい映像表現が、公開前から大きな話題を集めている。
前野健太と松江監督は、映画祭上映時の舞台挨拶に登場。前野は「自分はこの映画では“歌を歌っただけ”というのが素直な感想。でも作品中では自分の歌が違う角度から立ち上がってきて、音楽をやっていてよかったと思った」とコメントした。
また松江監督は、突発的に制作を決め、ゲリラ撮影を行ったというこの映画について、撮影直前から警察官が3人集まり、ラストの井の頭公園でのライブシーンでは警備員と丁々発止のやりとりがあったことを告白。「何度も撮影中断を覚悟しましたが、吉祥寺の人たちのおかげで撮れました」と完成の喜びを語った。
「ライブテープ」は12月末より全国劇場にて順次公開予定。映画と音楽が生んだ奇跡の74分間を、ぜひその目で確認してもらいたい。
■『ライブテープ』予告編
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