超特急“原点”の「ふじびじ」今春卒業、教室で団長先生と再会誓った最後の収録

フジテレビでオンエア中の超特急のレギュラー番組「超特急のふじびじスクール！」が最終回を迎えることが決定。「超特急のふじびじスクール！卒業スペシャル」と題した最終話が、フジテレビで4月21日（金）に、フジテレビTWO ドラマ・アニメ / フジテレビTWOsmartで4月29日（土・祝）に放送される。

「超特急のふじびじスクール！」は2014年10月にスタートした超特急の冠番組で、当初はフジテレビ「めざましどようび」内のインフォマーシャルおよびWeb番組として展開されていた。2016年の4月には視聴者からの反響を受けてフジテレビ地上波のミニ枠番組としてリニューアル。リニューアル後はメンバーが「団長先生」こと団長安田（安田大サーカス）の出したミッションに従い、Web番組時代に授業を行っていた教室を飛び出してさまざまな場所で社会勉強を行ってきた。

最終回ではメンバー7人と団長先生が久々に教室に集結。これまで番組で学んできたことが身に付いているのか、彼らの成長を確認するため大喜利やクイズ、動画投稿サイト「DREAM FACTORY」を使った動画バトルなどさまざまなコーナーを通して「超特急は本当に卒業できるのか」が試される。このほど同局でこの最終回の収録が行われ、メンバーは2年半で培ってきた“バラエティ力”を発揮するべく、元気いっぱいに撮影に臨んだ。また、放送の最後にはメンバーへのサプライズとして団長先生が7人それぞれへ手紙を読み上げる場面も。21日の地上波版ではこの収録の様子が30分の凝縮版、29日放送のCS版では1時間の完全版として紹介される。

収録を終えたメンバーは取材に応じ、「ふじびじ」に抱く思いを語った。タカシは「（放送が）あって当たり前だったので、いまだに信じられない思いがあります。本当に学校を卒業するような気持ちです」と心境を明かす。カイは番組スタートが決まった当時を振り返って「Webの番組でも、自分たちの番組が持てることが僕らすごくうれしかったんです」と語り、コーイチは「何もわかっていない7人に一からバラエティのことを教えてくれ、それでもなかなかうまくいかないところを最後まで見捨てずに、この番組のスタッフさんは『超特急をなんとかバラエティでも活躍できるグループにしよう』としてくれた。本当に、僕たちがバラエティを学んだ原点のような場所です」とカイに続く。

また、ユーキは「今、バラエティ番組に出演させてもらえる自分があるのは『ふじびじ』のおかげです」と口を開き「『自分は面白くない』と思っていたけど、『ふじびじ』の中で“3バカ（ユーキ、ユースケ、タカシ）”ができたし、『画伯』と呼ばれるようになったし」とその理由を語る。ユースケは、1人での別番組収録を終えて「ふじびじ」の現場に戻った際、安心感のあまり泣いてしまった思い出を述懐し「みんなの顔を見たら涙が出ちゃって。1人だとこんなに不安なのに、『ふじびじ』に帰ってくるといつもの自分でいられる。本当に家に帰ったような感覚でした」と思いを吐露した。

番組が最終回を迎えることが決まった際、リョウガはWeb番組時代の「ふじびじ」を第1話から見返したといい「最初は本当に『これはちょっとマズいぞ』っていう状態で（笑）。今と比べると、素直に成長できたなって思います」と照れ笑いを浮かべる。タクヤもよく過去の動画を見返すそうで「一番印象深いのは、それぞれが先生役をやった回。本当にみんなの個性が出ているし、特に後半号車（ユーキ、ユースケ、タカシ）が面白いんです」と明かした。また、メンバーの指導役として2年半温かく彼らを見守ってきた団長先生について、リョウガは「本当に優しくて気さくで面白い方。人生と芸能界の先輩である団長先生からいろいろ教えてもらって、それを今、いろんな形で生かすことができていると思う」と語る。カイも「言いにくいことも団長さんだから言えるし、団長さんの言葉だから素直に受け入れられる」と団長先生のサポートに感謝した。その団長先生は超特急の7人について「ここでいろんなスタッフさんから教えてもらったことをほかの現場でも生かせている、と思ってくれているはず」と信頼を寄せる。そして「最初のうちは自分がフォローに入らなきゃいけなかったところが、今日の収録では本人たちだけで成立するようになっていましたね。そういう意味では『卒業なんやろうなあ』とは思います」と目尻を下げていた。

超特急 コメント

コーイチ

「超特急のふじびじスクール！」は一旦終わりになりますが、今後僕らがいろんな場所で活動していく中で、「ふじびじ」で学んだことが生かされるときがたくさんあると思います。僕たちが大切にしている「ふじびじ」での思い出を、皆さんも大切にしてくれたらいいなと思います。

カイ

終わってしまうのは寂しいけれど、このことを「新しい超特急」を見せるためのステップにできたらと思います。「ふじびじ」でつながることのできた出会いを大切にしたいですし、また絶対に復活させたいと思っているので、“再入学スペシャル”皆さん楽しみにしていてください。皆さんも「ふじびじ」への思いや希望があったら、フジテレビさんへご要望を送っていただけたらと思います！

リョウガ

「最終回」というお知らせを聞くと、皆さんきっと虚無感に包まれてしまうんじゃないかなと思うんですが、それは僕たちも同じ思いです。でも悲しんでいてもどうにもならないし、もちろん僕らもふじびじスクールに“留年”したいので、今回のスペシャルが“次”につながる機会になればと思います。笑いあり感動ありのスペシャルな内容になっているので、見逃したら損ですよ！

タクヤ

悲しまないでほしいなと思います。また帰ってきます。スタッフさんとも「またやりたいね」と話しているので、前だけ向いていきます。また帰ってくることを約束するので、それを楽しみに待っていてほしいなって思います。その日まで、超特急メンバー、個々を磨いて強くなっていきます。

ユーキ

「ふじびじ」と一緒に超特急はここまで成長してきたので、その集大成を見せられるよう、懐かしの教室でスペシャルの収録をしました。感動的でもあったし、僕としては悔いの残るようなシーンもあったので（笑）、そんな姿も全部観ていただけたらと思います。感想は是非、フジテレビさんやメンバーに伝えてください！ 終わりは始まりでもあるので、ここからまた始まっていきましょう！

ユースケ

超特急のメンバーそれぞれが色々な番組に出させてもらって付けてきた力が、このスペシャルでは生かされているんじゃないかなと思います！ 最終回はいろんな意味で見どころがあると思うけど（笑）、それもまた「ふじびじ」のよさかなって思います。次につながる最終回であるようにと願いながら、観ていただけたらいいなと思います。これで終わりではございません！

タカシ

「ふじびじ」は、あって当たり前の存在だったので卒業は未だに信じられない気持ちです。最終回って寂しいイメージがあるかもしれないけど、僕たち、団長先生と一緒にしっかり楽しみながら全力で挑ませていただきました。温かく見守ってくださったらうれしいです！

団長安田（安田大サーカス） コメント

彼らが初めてバラエティに挑戦した「ふじびじ」でいろんなスタッフさんから教えてもらったことをほかの現場でも生かせている、と思ってくれているはずなので、今回も楽しく収録させていただきました。メンバー間で阿吽の呼吸ができたところでの卒業はもったいないとは思うけど、最初のうちは自分がフォローに入らなきゃいけなかったところが今日の収録では本人たちだけで成立するようになっていましたね。そういう意味では「卒業なんやろうなあ」とは思います。超特急とはこれからも仲良くできればと思うし「終わらないぞ」という気持ちで観てくれたらと思います。