SEX MACHINEGUNS、上昇しまくりツアーでさいたま炎上
2009年10月17日 15:44 1
10月7日にリリースされたばかりのニューアルバム「45°↑」(※矢印は右斜め45°)を引っさげて行われるこの公演。サポートギタリストに元メンバーのSUSSYを迎え、11月27日のShibuya O-EASTまで全20公演が行われる。
10月15日にはHEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3で、ツアー4本目となる公演を実施。この日はオープニングアクトとしてTHE 冠がステージに立ち、超満員のマシンガーたちを前に汗と笑いのあふれるパフォーマンスを披露した。
THE 冠の熱演が終了し、約20分のインターバルを経ていよいよSEX MACHINEGUNSのライブがスタート。彼らのライブではおなじみのHELLOWEEN「Invitation」がSEとして流れ始めると、ステージを覆っていた暗幕が左右にゆっくりと開いた。SEが終了したところでバンドが演奏を開始。ANCHANG(Vo,G)がメロイックサインを高々と掲げ「さいたまーっ!」とシャウトすると、バンドは新旧のアッパーチューンを連発していった。
このツアーでは新作「45°↑」からの楽曲のみならず、往年の人気ナンバーも惜しみなく披露。マシンガーたちは高速ビートにあわせてヘッドバンギングをしまくり、バンドの熱演に応える。始まって間もないのにANCHANGや他のメンバーたちはかなり苦しそうな様子。MCでもANCHANGは「大変盛り上がってくれるのはうれしいんですが、酸欠気味です(笑)」と苦笑しながら話すと、観客から拍手や歓声を浴びた。
この日のセットリストは、とにかく攻めまくりの構成。ミドルヘヴィナンバー「愛の相撲部屋」を除くと、KEN'ICHI(Dr)がツーバスを踏みまくる疾走チューンがズラリと並ぶ。SHINGO☆(B)はアグレッシヴなステージパフォーマンスのみならず、MCでもその天然ぶりで個性を発揮し、KEN'ICHIと若手ならではのフレッシュさで観客を魅了した。
もちろんANCHANGやSUSSYのベテラン組も負けていない。ANCHANGは「今のSEX MACHINEGUNSのライブは体力を使うんです。このメンバーになってしんどいと思うことが多くて、なんでかというと君ら(SHINGO☆とKEN'ICHI)が若いからや!」と言うものの、ステージ上ではまったく引けを取っておらず、卓越したテクニックとパワフルなパフォーマンスはさすがと言うほかない。
怒濤の勢いで14曲を演奏すると、ライブ本編が終了。メンバーがステージを去ると同時に、フロアからは「SEX MACHINEGUN」コールが巻き起こり、バンドにアンコールを求めた。しばらくするとツアーTシャツに着替えた4人がステージに再登場。ANCHANGが「ちょっと予定時間をオーバーしそうなんだけど、まとめて2曲やります」と言うと、ステージ上で曲のつなぎをメンバー同士で確認。そして「みかんのうた」「語れ!涙!」を間髪入れずに演奏した。ここでフロアの熱気は最高潮に達し、ANCHANGは「正直に言います。今日の埼玉、いい感じですわ! 時間オーバーしちゃうけど、もう1曲やっちゃっていいですか?」と言って最後の最後にバンドは「SEX MACHINEGUN」を披露。2時間にわたる白熱のメタルパーティは、大成功のうちに幕を閉じた。
SEX MACHINEGUNSのTV・ラジオ出演情報
リンク
- SEX MACHINEGUNSオフィシャルサイト
- SEX MACHINEGUNS - OFFICIAL SITE 超重金属 | トップ | Yahoo!ファンクラブ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
SEX MACHINEGUNS、上昇しまくりツアーでさいたま炎上 http://natalie.mu/news/show/id/22550