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スキマ大橋卓弥、蔦谷好位置がレッドカーペットでどん底トーク

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映画「SING / シング」ジャパンプレミアイベントの様子。

映画「SING / シング」ジャパンプレミアイベントの様子。

昨日3月8日に東京・東京国際フォーラム ホールAにて映画「SING / シング」のジャパンプレミアイベントが開催され、吹き替え版で声優を務めた大橋卓弥(スキマスイッチ)、河口恭吾宮野真守、日本版の楽曲プロデュースを担当した蔦谷好位置が出演した。

映画の上映前にはレッドカーペットイベントが行われ、登壇者たちは映画のストーリーになぞらえて自分がどん底だったときのエピソードをトーク。蔦谷好は「26歳のときにバンドを解散して、仕事がなくなり、貯金残高が2000円のときがありました。ずっとパンの耳ばかり食べながら2年くらい曲を作り続けていると、ある日コンペに誘ってもらって、ずっと門前払いだったのに、『10年待っていた曲です』と言ってもらえたのがYUKIさんの『JOY』という曲でした。それが転機で今ではこんなレッドカーペットに立たせてもらって、人生何があるかわかんないですね」と感慨深そうに語り、大橋は「僕は18歳で愛知県から上京しましたが仕事がなかったので、インスタントラーメンを4分割して食べていました。そんな中、冬に原付で運転していると、道が凍結しててスリップしたのですが、バイクもギターも僕もあっちこっちに飛ばされてしまって、大の字になりながらどん底だと思いました」と振り返る。宮野は「子役時代に、エキストラでよくわからない砂利道を走ったり、集合したのに仕事がなくてそのまま解散させられたり、子供ながらにつらかったですね……。でも18歳で声優のお仕事をいただいてから、世界が広がったので続けてよかったと思っています!」と前向きにコメントした。

その後、舞台挨拶が行われ、出演者たちは約3500名の観客前で映画の日本公開を喜ぶ。大橋は「声優初挑戦でお話をいただけたことを光栄に思います。ジョニーが歌手を夢見て、父親の反対を押し切って歌手になっていくというのは、僕も両親に反対されていたので、そんな気持ちを重ね合わせながら演じました。セリフももちろんですが、劇場で大音量で聴く音楽の迫力も体感していただきたいと思っています」と観客にアピールし、河口は「声優は初めてで、話をいただいたときは本当に舞い上がっていたのですが、現場に行くとセリフが1行しかなくて、歌も4小節しかなくて……。続編でももうちょっとセリフをいただければ誠心誠意がんばります!」と続編出演への意欲を叫ぶ。蔦谷は「洋楽の新旧名曲がこうやって吹き替えで聴けるというのは、音楽を好きになるきっかけの1つとなり、皆さんがより音楽を身近に感じていただけるかと思います。最後まで楽しんでください!」と述べた。

さらに上映後には映画にちなんだライブコーナーがスタート。ここでは大橋、蔦谷、斎藤司(トレンディエンジェル)に加え、劇中でネズミのマイクの声を担当した山寺宏一が熱演を繰り広げた。最初にレディー・ガガ「Bad Romance」の演奏に合わせて斎藤が濃厚なダンスを踊れば、山寺は渋い歌声でフランク・シナトラの「My Way」を歌い上げる。そして最後に大橋がThe Beatles「Golden Slumbers」とエルトン・ジョン「I'm Still Standing」を朗々とした歌声でカバー。華やかなパフォーマンスをもってジャパンプレミアは終幕した。

(C)Universal Studios.

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