石垣島の日本一早い春フェスで比嘉栄昇、ヤバT、PUSHIM、モ!、カミアワズが熱演

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2月18日に沖縄・南ぬ浜町緑地公園特設ステージにて野外ライブイベント「Spring Trippin' Ishigaki」が開催された。

比嘉栄昇(BEGIN)

比嘉栄昇(BEGIN)

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このイベントは11月に石垣島で開催される「TsunDAMI ISLAND FESTIVAL 2017」のキックオフイベントとして“日本一早い春フェス”と銘打たれて行われたもの。当日はカミアワズ、ヤバイTシャツ屋さんPUSHIMゆるめるモ!、比嘉栄昇(BEGIN)が登場し、海を臨むステージでパフォーマンスを繰り広げた。このほか地元の高校生たちが演奏するコーナーや、司会を務めたYoutuberスカイピースと高校生MCのAqualixとの即興ラップバトルなども展開され、オーディエンスを楽しませた。

カミアワズ

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トップバッターは石垣島出身の石垣隆太(Vo, G / ストライクカンパニー)を中心に結成された、石井ゆかこ(B / soupnote)、徳山大輔(Dr / ex.夕暮レトロニカ)からなる3ピースバンド・カミアワズ。石垣島でのライブは初めてだという石垣は、1曲目の「どうにも他人」で伸びやかなボーカルを響かせる。続いて音源未発表曲である「ひとめぼれ」を歌いだすが、冒頭で石垣が歌詞を忘れてしまうというハプニングが。地元凱旋ライブに力が入っていた彼が「石垣島だからいろいろ作りこんできたのに、忘れたさ」と緊張のあまり歌詞を飛ばしてしまったことを謝罪すると、石井は「ここに来てかみ合わなさがすべて出たね(笑)。こんなこと初めてなんですよ」と笑い飛ばして再び演奏し始める。小気味よいドラミングが印象的なアップテンポなナンバー「ひとめぼれ」を届けた後、石垣が所属するバンド・ストライクカンパニーの元ベーシストについて書いたエモーショナルな歌詞の「そんな彼はカナミネケイタロウ」、自然と手拍子が沸いたカントリー調の「i love/you」などを披露して会場を盛り上げた。

ヤバイTシャツ屋さん

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2番手はテンション高めにステージに現れたヤバイTシャツ屋さん。全力で「ウェイウェイ大学生」を演奏しサウンドチェックを行っていると、ライブがスタートしたと勘違いしたファンがステージ前に集まるという事態を招き、こやまたくや(Vo, G)は「リハーサルをしていまーす。今やった曲は本番の真ん中へんにやりまーす」と話し笑いを誘う。「今からうるさめの曲をやるんで、よかったら立っていただいて」と前置きした彼らは「Tank-top of the world」でライブをスタート。“ネコ飼いたい”という歌詞を連呼する曲「ネコ飼いたい」ではキャッチーな歌詞とネコの手をまねた振り付けでオーディエンスの心をつかみ、「本当は沖縄向けにゆったり乗れる曲とかやりたかったんですけど、そんな曲ないんですよ。いつも通りにやらせてもらいますね」と「天王寺に住んでる女の子」「ウェイウェイ大学生」といった代表曲を連投してオーディエンスを踊らせる。また「喜志駅周辺なんもない」で繰り広げられたコール&レスポンスでは「このへんやたら猫いっぱいおる」「石垣島思ってたより栄えてる」といったご当地ネタを盛り込んで地元ファンを喜ばせた。

PUSHIM

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日が傾きはじめた頃にPUSHIMが登場。ヤバTのパフォーマンスでヒートアップしたオーディエンスを、ゆったりとしたテンポの「FOREVER」でチルアウトさせる。「夕陽」ではPUSHIM自らサビの振り付けをレクチャーし、彼女の穏やかな歌声と観客のフラにも似た振りで会場全体が一体感に包まれた。さらに「Feel It」「Keep Peace Alive」を熱唱したPUSHIMは「こんな気持ちのいい場所で歌わせてもらってありがとうございます。石垣最高!」と笑顔で叫び、「I pray」、そしてボブ・マーリー「One Love」のカバーを届けてステージをあとにした。

ゆるめるモ!

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「石垣島、来れて本当にうれしいです!」と元気に登場したゆるめるモ!は挨拶代わりに「スキヤキ」「不意打て!!」を投下。MCではステージ裏で初めて食べたという、ささみフライとおにぎりが一緒になったローカルフード“オニササ”を絶賛し、メンバーは「東京にネタとして持って帰ろう」「“オニササ”知ってる?って、ドヤ顔で自慢できる!」とご満悦だった。「石垣島の空気が本当に心地よくて、ここの空気にぴったりだと思うので」と語った彼女たちは、3月15日にリリースするニューシングル「孤独と逆襲EP」より新曲「孤独な獣」を初披露。「ウォーオーオー」というフレーズを繰り返すサビでは、メンバーの声に合わせてファンがペンライトを掲げていた。ステージ終盤にアップチューンの「idアイドル」「Only You」を畳みかけたゆるめるモ!は、「飛べ!飛べ!飛べ!飛べ!」と絶叫しながらラストまで全力で駆け抜けた。

比嘉栄昇(BEGIN)

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トリを務める比嘉栄昇は石垣島ゆかりのバンドメンバーを率いて登場。BEGINのライブではほとんど演奏しなくなったという初期の楽曲「流星の12弦ギター」「SLIDIN' SLIPPIN' ROAD」を歌唱すると、集まったファンは熱心に彼の歌声に耳を傾ける。フィナーレには25分ノンストップのメドレーで「月がとっても青いから」「いつでも夢を」といった名曲のカバーや「笑顔のまんま」「オジー自慢のオリオンビール」といったBEGINの代表曲を次々に披露。ダンサーたちの振りに合わせてオーディエンス全員が踊りだし、ラストナンバーの「島人ぬ宝」でライブの盛り上がりは最高潮を迎えた。興奮冷めやらぬ観客からアンコールの声が上がると、比嘉は「この時期は旅立ちの季節ということで、最後にこの曲を贈ります」と「春にゴンドラ」を丁寧に届けてイベントを締めくくった。

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「Spring Trippin' Ishigaki」
2月18日 南ぬ浜町緑地公園特設ステージ セットリスト

カミアワズ
01. どうにも他人
02. エソラゴト
03. ひとめぼれ
04. そんな彼はカナミネケイタロウ
05. それでもいい
06. ハードワーカー
07. 東京真夏日
08. i love/you

ヤバイTシャツ屋さん
01. Tank-top of the world
02. ネコ飼いたい
03. 天王寺に住んでる女の子
04. ウェイウェイ大学生
05. 喜志駅周辺なんもない
06. ヤバみ
07. 無線LANばり便利
08. 反吐でる
09. あつまれ!パーティーピーポー

PUSHIM
01. FOREVER
02. 夕陽
03. Reach To The Goal
04. モンロー・ウォーク
05. Feel It
06. Keep Peace Alive
07. I pray~One Love

ゆるめるモ!
01. スキヤキ
02. 不意打て!!
03. 孤独な獣
04. ナイトハイキング
05. idアイドル
06. Only You

比嘉栄昇(BEGIN
01. 八重のふるさと
02. 流星の12弦ギター
03. SLIDIN' SLIPPIN' ROAD
04. アロハの花
05. メドレー
・安里屋ゆんた
・十九の春
・さよなら港
・月がとっても青いから
・いつでも夢を
・国道508号線
・笑顔のまんま
・オジー自慢のオリオンビール
・島人ぬ宝
<アンコール>
06. 春にゴンドラ

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