12月17日に東京・ステラボールにて
定刻を迎え、1人でステージに登場したtoku(Key, Compose)はオーディエンスのハンドクラップを煽る中、ステージ中央に紫色のドレスに身を包んだメイリア(Vo)が登場。場内がひと際大きな歓声に包まれる中、彼らは最新アルバム「Violet Cry」の収録曲「EXXXTASY」でライブをスタートさせた。ギター、ベース、ドラム、バイオリンからなるサポートバンドが加わった「REAL」でメイリアは、tokuとバンドが繰り出すビートを背に情感豊かな歌声を響かせる。「grilletto」の歌唱中にはメイリアの動きに合わせてオーディエンスが一斉にハンズアップし、ライブ序盤から一体感のあるパフォーマンスが繰り広げられた。
MCで彼女はアルバム「Violet Cry」について「ポジティブな感じだけじゃなくて、いろんな感情に寄り添える曲を詰め込んだ」とアピール。スクリーン上にリリックビデオを流しながら披露された「紫苑」、彼女が切なげな表情を浮かべながら歌い上げた「Cry」といったスローテンポの曲をしっとりと歌い上げた。メイリアとバックダンサーが和装で登場した「NEON NIGHT」からは「BAD BOY」「極楽浄土」といったダンスナンバーが続けざまに投下され、会場はダンスフロアさながらの盛り上がりに。彼女はステッキを使った振り付けや、バックダンサー2人と息を合わせたダンスでファンを魅了する。
その後のMCでtokuが「初心に戻って僕らに足りないものはどういうものなのか、模索しながらアルバムを作った」と語れば、メイリアはオーディエンスの顔を見渡しながら「今日のライブでその“答え合わせ”ができました。ありがとう」と感謝の気持ちを述べた。ライブが終盤に差しかかると「BLAZING」や「ambiguous」といった彼らの代表曲が矢継ぎ早に繰り出され、フロアの盛り上がりは最高潮に。さらに彼らは「約束-Promise code-」をオーディエンスに届け、ライブ本編の幕を下ろした。
熱烈なアンコールに応えて再び登場したGARNiDELiAは「新たなタオル曲」という曲紹介から「変わらないモノ」をパフォーマンス。歌唱中、フロアには多数のタオルが舞い、それを観たメイリアとtokuは満足そうな笑顔を浮かべていた。MCに入るとメイリアはデビュー記念日である3月5日に東京・サンリオピューロランド フェアリーランドシアターにて、ファンクラブ限定イベントを開催することと、4月より初の全国ワンマンツアー「Cry Out」を実施することを発表した。会場内が祝福ムードに包まれる中、彼女は「少しずつですが、前に進めていると感じています。1人じゃないってすごいことで、みんなとなら世界だって変えられると思っています」とオーディエンスに向けて語った。最後に2人はバラードナンバー「MIRAI」をドロップ。万雷の拍手の中、ワンマンライブ「stellacage vol.V」をフィナーレに導いた。
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GARNiDELiA「stellacage vol.V」
2016年12月10日 ステラボール セットリスト
01. EXXXTASY
02. REAL
03. Burning Soul
04. grilletto
05. ORiGiNAL
06. Lamb.
07. My little happiness
08. 紫苑
09. Cry
10. 祈りの歌
11. NEON NIGHT
12. BAD BOY
13. PiNK CAT
14. 極楽浄土
15. SPiCa
16. BLAZING
17. ambiguous
18. オオカミ少女
19. 約束-Promise code-
<アンコール>
20. 変わらないモノ
21. MIRAI
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