秦基博「アイ」が林遣都×市原悦子出演の映画「しゃぼん玉」主題歌に決定

秦基博の楽曲「アイ（弾き語りVersion）」が、3月に公開される映画「しゃぼん玉」の主題歌に決定した。

この映画は直木賞作家・乃南アサの小説「しゃぼん玉」を東伸児監督が実写化したもの。林遣都演じる親の愛を知らずに育った無軌道な若者 ・伊豆見翔人が、市原悦子演じる老婆・スマとの交流により、居場所を見つけて再生していく姿が描かれる。

東監督は宮崎県を舞台に撮影した本作の主題歌を、宮崎出身である秦へオファー。このオファーを受けた秦は自身のターニングポイントとなった楽曲「アイ」を主題歌として提案した。その理由について彼は「主人公が初めての土地で様々な人たちと出会い、初めての感情を知っていく……そんなところが『アイ』という楽曲の世界観に合っていると思いました」とコメントしている。

なお「アイ」は秦が2010年1月に発表した9枚目のシングル。この楽曲のアコースティックバージョンは同年6月にリリースした「『アイ』Premium Package」に収録されている。

また「アイ」が流れる映画の予告映像がYouTubeにて公開された。本編上映に先駆けて映画の世界観を堪能しよう。

秦基博 コメント

「しゃぼん玉」という映画は、生きることの困難さや、自分たちの抱える矛盾――― 善悪とは何か、本当の意味での優しさとは何か、といったことについて、改めて考えるきっかけをくれる作品でした。主人公が初めての土地で様々な人たちと出会い、初めての感情を知っていく……そんなところが「アイ」という楽曲の世界観に合っていると思いました。

林遣都 コメント

「アイ」は、元々秦さんの曲の中でも特に好きな一曲です。主人公・翔人の誰にも伝えることのできない切ない思いを代弁してくれているかのようで、撮影時に見ていた景色や抱いていた感情が頭を駆け巡りました。より一層公開が待ち遠しいです。