UNLIMITS、“今カッコいいと思う曲”連投の「U」ツアー終幕

UNLIMITSが11月5日に東京・TSUTAYA O-WESTにて全国ツアー「"with「U」tour 2016"」の最終公演を開催した。

このツアーは彼女たちが最新アルバム「U」を携えて7月から実施していたもの。ツアーファイナルとなったこの日は、ワンマンライブで行われた。

ライブはアルバム同様「ボーダーライン」で幕を開ける。清水葉子（Vo, G）が伸びやかなボーカルでオーディエンスを魅了すると、バンドは続けて、石島直和（B, Cho）のベースソロが光る「ラストダンス」、大月義隆（G, Cho）が前のめりにプレイした「フランジア」と楽曲を連投していく。MCでは清水が「（UNLIMITSを）10年やってきて、紆余曲折ありましたが、常に今、カッコいいと思ってる曲を作ってます。ホントに私たちがここに立っているのは、紛れもなくあなたたちのおかげなんですよ。ありがとう」とファンへ感謝を述べた。

郡島陽子（Dr, Vo）がピンボーカル、清水がドラムを担当した「シャーベット」を終えると清水が「ここから第2章、いきます」と宣言。そして4人は「さよならバタフライ」「クローバー」といったライブ定番曲をパワフルに畳みかけて、場内をヒートアップさせる。盛大なシンガロングが広がった「リリー」ののち、バンドはアルバムの最後に収録されているバラード「いまのこと」でオーディエンスの体を揺らして本編を終えた。

アンコールに応えて再びステージに登場した4人は「ハロー」「パズル」を連投する。さらに急きょ「ひこうき雲」もプレイ。観客の大合唱を受けて、バンドは約3カ月におよぶツアーを締めくくった。