欅坂×ピコ太郎、イモト風DISH//にオマットゥリ男まで！日テレハロウィン2日目

日本テレビ主催のハロウィンライブイベント「日テレ HALLOWEEN LIVE 2016」が昨日10月28日から30日の3日間にわたり、東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されている。ここでは本日10月29日に行われた2日目公演の模様をレポートする。

公演2日目にはまこみな、DISH//、Dream Ami、欅坂46、ピコ太郎、きゃりーぱみゅぱみゅ、ナオト・インティライミの7組が参加した。また“ハロウィンパーティ”の案内役として日本テレビの安村直樹アナウンサーが登場し、会場を盛り上げた。

トップバッターのまこみなは映画「ゴーストバスターズ」をモチーフにした扮装でステージに姿を見せると、手に持ったホースから勢いよくスモークを噴射。「盛り上がっていきましょう！」と呼びかけて「じゃんじゃジャーンダンス」を元気いっぱいにパフォーマンスした。2人は自己紹介をすると、まこみなの代名詞である「双子ダンス」について説明。みなみは「今日は双子ダンスのハロウィンスペシャルバージョンを用意してきました！」と告げ、まこは「上半身だけで踊れるダンスなので、レッツダンシングしちゃってください！」と続ける。そして彼女たちはきゃりーぱみゅぱみゅ「Crazy Party Night～ぱんぷきんの逆襲～」や欅坂46「サイレントマジョリティー」をつないだメドレーをポップな振り付けで披露。ラストナンバーの「てをつなごうよ」では曲中に早着替えをして阿佐ヶ谷姉妹に変身し、お得意の阿佐ヶ谷姉妹のモノマネで笑いを誘っていた。

DISH//の名前がコールされ「銀河の果てまでイッテD」という番組タイトルがモニターに映し出されると、イモトアヤコに扮したTAKUMI、RYUJI、To-iと、珍獣（ヘビ）に扮したMASAKIが登場。4人は1曲目に「WOW WAR TONIGHT～時には起こせよムーヴメント～」をドロップし、To-iの力強い煽りで会場は冒頭から熱い盛り上がりをみせる。「FLAME」ではTo-iが「今だけでも俺らのファンになってください！」と呼びかけ、MASAKIの情熱的なギターソロに歓声が湧き起こった。MCではTo-iが「皆さんびっくりしてるでしょう？ イモトさんの格好で出てきて『お前ら声出せ！』とか言ってね。でも僕ら今、すごく楽しいです！」とコメント。彼の「代々木を俺らで揺らしましょう！」という声で始まった新曲の「JUMPer」では、TAKUMIがフロアに降りてお菓子と紙皿を客席へ投げ入れた。最後を飾った「皿に走れ!!!!」ではRYUJIやMASAKIもステージを駆け巡る。TAKUMIはマイクを両手で握りしめて絶唱し、力の限りの歌声を大きな会場に響かせた。

Dream Amiはかぼちゃをイメージしたというオレンジとグリーンのフリルドレスで「ドレスを脱いだシンデレラ」をキュートに歌い上げる。彼女は「皆さんとハロウィン気分を味わいながら楽しいライブができたらなと思います！」と笑顔を見せ、続けて新曲「Lovefool -好きだって言って-」を披露した。「じゃあね」をしっとりと歌い、会場を赤いペンライトの光で染め上げた彼女は「次はとってもポジティブな曲になっているので、後半もっともっと盛り上がっていきたいと思います！」と呼びかけて「JUMP!」へ。花道を歩きながらバズーカで客席へプレゼントを投げ入れるなど、「じゃあね」とは趣向を変えたポップなステージを見せると、4人のダンサーをステージに招き入れ「Try Everything」を甘い歌声でパフォーマンスし、自身のアクトを締めくくった。

欅坂46のメンバーは「語るなら未来を…」のミュージックビデオで着用しているグレーのスタンドカラーワンピースに血の汚しをかけた出で立ち。彼女たちは手や腕にも血のりを付けており、1曲目の「サイレントマジョリティー」ではこの日ならではのダークな世界観を強調するように力強い表情でこの曲を歌い踊ってオーディエンスを引き込んだ。パワフルなダンスナンバー「語るなら未来を…」が披露されると、続くダンスコーナーでは安村アナウンサーとのコラボが実現。メンバーがゴーストの動きを取り入れたクールなダンスを踊っていると背後からフランケンシュタインに変身した安村アナが登場し、彼女たちの「キャー！」という悲鳴を誘った。「ラストスパート盛り上がっていくぞ！」という声とともにステージが後半戦に突入すると、彼女たちはそれまでとは一転、さわやかなパフォーマンスで会場を盛り上げる。「手を繋いで帰ろうか」で花道からセンターステージへと歩みを進めたメンバーは、三方を囲む客席へ弾ける笑顔を向けて歌声を響かせた。

ピコ太郎のステージでは、彼と欅坂46とのコラボパフォ―マンスが観客を楽しませた。欅坂のメンバーをバックに従えたピコ太郎は彼女たちと一緒に「PPAP」を披露。ピコ太郎の呼びかけとともに「ペンパイナッポーアッポーペン！」の大合唱で会場が一体となり、菅井友香は「世界的に有名なピコ太郎さんとご一緒させていただき、うれしかったです！」と感想を語った。

きゃりーぱみゅぱみゅは2015年にリリースした「Crazy Party Night～ぱんぷきんの逆襲～」でライブをスタートさせる。彼女は最近街中でこの曲が流れているのを耳にしたことを明かし「ハロウィンソングとして定着してきたのかな」とうれしそうに語った。きゃりーが「皆さんをクラブミュージックの世界へ誘います」と言うと、ここからは彼女のヒット曲がノンストップで披露される。「CANDY CANDY」ではきゃりーの「一緒に歌ってー！」という呼びかけで会場が一体に。パワフルなダンスビートに乗せ「PONPONPON」「にんじゃりばんばん」を歌い、オーディエンスの体を存分に揺らした彼女はラストに「ファッションモンスター」をドロップ。観客の持つペンライトの色をピンク色に指定し、会場を一色に染め上げると、花道を駆け抜けながら元気いっぱいにパフォ―マンスしたきゃりーは「ありがとうー!!」と絶叫して感謝を伝えていた。

最後に登場したナオト・インティライミはスーツにシルクハット、手にステッキを持ってステージへ登場。ステッキをギターに持ち替えると「いつかきっと」を1曲目に届けた。彼は青い光に染まった客席を感激の面持ちで見つめ「こんなに素敵な皆さんと、ハロウィンという“オマットゥリ”を盛り上げることができてうれしいです」とつぶやく。「Overflows～言葉にできなくて～」を弾き語りで歌うと、ナオトは「最後、“オマットゥリ”しようか？」と客席に呼びかけてアッパーチューンを連投。「The World is ours!」で花道を駆け抜け、サインボールを次々と客席へ蹴り入れながらのコール＆レスポンスで観客をヒートアップさせると、続く「おまかせピーターパン」ではガイコツ姿のバックダンサーと激しくダンス。ラストの「カーニバる？」では欅坂46、まこみな、安村アナもタオル回しに参加し、ステージ上は文字通りのカーニバル状態となった。“オマットゥリ男”の本領を発揮してトリを務めあげたナオトは「ハッピーハロウィーン！ みんな最高だった！」と絶叫し、この日のステージを締めくくった。

なお「日テレ HALLOWEEN LIVE 2016」の模様は日テレプラスにて11月26日（土）21:30より放送。2日目のライブ映像は同日深夜24:00からのオンエアとなっている。