EXILE THE SECOND×三代目JSB「ドリフェス」最終日で熱狂ツーマン

10月22日から24日に東京・国立代々木競技場第一体育館にて、テレビ朝日主催のライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2016」が開催された。この記事では最終日の24日、EXILE THE SECONDと三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEによるツーマン形式のライブの模様をレポートする。

最初に登場したのはEXILE THE SECOND。大歓声に迎えられた6人は1曲目として「WILD WILD WILD」をパフォーマンスし、SHOKICHIの「盛り上がって行こうぜ！」という呼びかけに観客もフラッグやペンライトを振って応える。続く「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」ではTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEも加わり、全員での息の合ったダンスで場内の一体感をさらに上昇させた。

観客がメンバーと同じ振り付けで踊って楽しんだ「ASOBO! Feat. Far East」、SHOKICHIとNESMITHのパワフルなボーカルが響く「One Time One Life」と、その後も強力なナンバーを連発。「One Time One Life」の間奏では橘ケンチ、黒木啓司、TETSUYA、AKIRAが華麗なソロを披露して会場を沸かせた。MCでNESMITHは、22日の初日公演を観に来ていたことを明かしてファンを驚かせ「名だたるアーティストの皆さんから僕たちのもとに渡ってきたバトンで、ファイナルを飾りたい」と意気込む。SHOKICHIも「このステージを経て、10月29日からはツアーがスタートします。6人でEXILE THE SECONDワールドを作っていきたい。応援よろしくお願いします」と、観客にさらなる活躍を誓った。

SHOKICHIとNESMITHの2人だけで、ミディアムバラードの「Missing You」をしっとりと歌い上げたあとは二代目 J Soul Brothers時代の楽曲「let it go」をパフォーマンス。哀切な歌詞の世界を4人のダンスが彩った。ライブ後半では「SURVIVORS feat.DJ MAKIDAI from EXILE」や新曲「RAY」など、アッパーチューンを次々と披露。ラストナンバー「Going Crazy」ではオーディエンスとともに一斉にタオルを振り回し、熱狂のうちにライブを終えた。

続いての三代目 J Soul Brothersのライブは「R.Y.U.S.E.I.」で幕開け。キレのあるパフォーマンスに、客席からはすさまじい歓声が沸き起こる。「BREAK OF DAWN」では今市隆二と登坂広臣が歌い上げる壮大なメロディが会場に響き、「MUGEN ROAD」では重低音のリズムに乗せて力強いダンスが繰り広げられた。

MCで今市は直前のEXILE THE SECONDのステージを振り返り「負けないように、自分たちのパフォーマンスをしたいと思います」と語る。その後のメンバー紹介ではパフォーマーたちも挨拶。山下健二郎は観客の歓声に「気持ちいいー！（笑）」と喜び、岩田剛典は「久々の三代目のライブでテンション上がってます」、ELLYは「最後まで楽しんでいきましょう」とファンに語りかけた。NAOTOは11月11日からスタートする2回目のドームツアーに向け「『こういうステージを続けていけるアーティストでありたい』と夢を語り合っていたので、2回目を迎えられるのがうれしいです」と話す。小林直己は11月9日発売のシングル「Welcome to TOKYO」について語り、ミュージックビデオを「三代目史上、一番スケールがでかいんじゃないかと思います」と紹介してファンの期待を煽った。

今市と登坂の切ない歌声が重なり合う「Unfair World」で場内の空気を変えたあと、後半戦は再び熱いナンバーを連発してオーディエンスのテンションを上げていく。観客も同じ振り付けでのダンスを楽しんだ「Summer Madness feat. Afrojack」、センターステージでメンバーが会場を盛り上げた「BRIGHT」、7人が勢揃いしてのダンスに大歓声が起こった「O.R.I.O.N.」と、圧巻のパフォーマンスの連続に場内は興奮状態。登坂も「ドリフェス、やばいですね！」と観客の熱狂ぶりに笑顔を浮かべていた。そして3日間にわたるイベントの最後の曲として、7人はステージ前に炎が上がる中で「J.S.B. DREAM」を披露。会場の熱気をピークに導き、イベントを締めくくった。

なお、この3日間の模様は2017年1月にテレ朝チャンネルにて5時間にわたり放送される。詳しい放送日時は後日発表予定。