3000人が大興奮!長渕剛が40kgの大筆使い「詩画」ライブ
2009年8月6日 21:24 2
会場には熱い長渕ファンが多数集結。イベント開始前に流れていた長渕のニューアルバム「FRIENDS」からの楽曲にあわせ、手拍子や“剛コール”を贈るなど早くから大きな盛り上がりを見せていた。
イベントがスタートすると、観客の“剛コール”はさらにヒートアップ。この声援に応えるように、ついに長渕剛が会場に登場し、「Yeah!」「Ah!」などとシャウトして観客を煽りはじめた。さらに客席に向けてハーモニカ数本を投げ込むなど、コンサートさながらの盛り上がりで大興奮の幕開けとなった。
早くもボルテージがマックス状態の長渕は、ファンに向かって「まだまだこんなもんじゃないでしょ!」と力強くコメント。これに応えるように、座ってイベントを観覧していたプレミアムシートの500名のファンはさらに大きな声で“剛コール”を続けた。
ラジオの収録イベントでは、8月12日にリリースされるユニバーサルミュージック移籍第1弾アルバム「FRIENDS」についてコメント。長渕は「移籍して気合いも入ってたし、パーフェクトなアルバムになったよ」と力強く語り、まずはアルバムから新曲「Jungle Gym」がオンエアされた。当初はアルバム音源が流れるだけだったが、長渕は途中から立ち上がりマイクを握って「Jungle Gym」を熱唱。「OK、立ってみようか!」と観客を立ち上がらせると、ライブさながらの雰囲気の中“生歌”や“生ブルースハープソロ”を披露した。
その後も司会とのやり取りの間に、「桜」「情熱」といった新曲がオンエア。長渕はここでもマイクを握って新曲を熱唱し、集まったファンにたっぷりとサービスした。
ラジオ収録がひととおり終了すると、長渕は一旦ステージを降り詩画の準備に突入。詩画は彼が10年以上にわたって行ってきた芸術表現のひとつで、1998年に銀座「日動画廊」において初の詩画展を開催。2002年には同所で2回目が、さらに鹿児島や福岡でも実施され、鹿児島と福岡ではそれぞれ2万人を動員した実績を持つ。7月にリリースされたシングル「蝉 semi」のビデオクリップでは、初めて「音楽と詩画の融合」が実現。3枚の巨大な詩画を書き上げる様子がフィーチャーされ、ファンの間でも大きな話題を集めていた。また、7月27日には鹿児島中央駅 Amuプラザで詩画のパフォーマンスを初めて人前で披露。今回の六本木ヒルズアリーナでの詩画パフォーマンスは、これに続くものとなった。
白いタンクトップと黒いパンツ、裸足という出で立ちで観客の前に再登場した長渕。さきほどまでの穏やかな表情とは打って変わって、真剣な表情でこれから始まる詩画実演に向けて精神を集中しているようだった。深呼吸を何度かすると、スタッフ数名と気合い入れをし、巨大な筆をバケツに入った墨に浸した。墨が付くと重さ40kg以上にもおよぶ巨大筆を抱えた長渕は、気合いの掛け声を発してから一心不乱に横7m×縦4mの白紙に文字を書き殴る。長渕が詩画実演をしている間、ファンは静かにその姿を見守っていた。会場中に墨の匂いが充満し、近くから聞こえてくる蝉の鳴き声が鳴り響く中、長渕は10分近くをかけ「蝉」という巨大な文字を書き上げた。
詩画パフォーマンスを終えると、それまでの真剣な表情から急に満足げな笑顔を見せた長渕。今日の出来について問われると、「みんなと一緒に書いたという気がします。今日は96点くらい。我ながら集中できたしね」と自信満々に答えた。そして、彼がパフォーマンスをしている間、息を呑んで見守っていたファンに対し「仲間と一緒に、ひとつの目標に向かって走れたのがうれしいです」と感謝の言葉を述べた。
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