ライブは事務所の先輩後輩であり、レーベルメイトという2組ならではのコラボレーションが続出。集まった観客は2組の貴重なセッションを約50分にわたって楽しんだ。オープニングを飾ったのはTHE BAWDIESのROY(Vo, B)とバニラズの牧達弥(Vo, G)によるThe Monkees「Daydream Believer」のアコースティックカバー。「肩慣らしで」というROYのエクスキューズを経てのパフォーマンスだったが、観客は夕暮れにふさわしいノスタルジックな1曲を体を揺らしながら楽しんだ。
リラックスしたひとときのあとは両バンドの楽器隊が登場し、ライブが本格的にスタート。まずはTHE BAWDIESがライブの定番曲「HOT DOG」を投下する。バニラズの面々はステージの脇で先輩の演奏を見守っていたが、途中でセッションに加わり大暴れ。続いてバニラズのターンになり「マジック」が始まると、今度はTHE BAWDIESのTAXMAN(G, Vo)が後輩のステージを豪快なギターで彩った。
ROYは「兄弟みたいな仲なのに、ライブを一緒にやったことがない」という理由で、スプリットツアーの開催やシングルのリリースが決まった経緯を語る。そこから続いたのはTHE BAWDIES流のアレンジを施したバニラズ「カウンターアクション」のカバー。曲の中盤で牧と柳沢進太郎(G)が加わり、パワフルなセッションを繰り広げる。一方バニラズが先輩のキラーチューン「IT'S TOO LATE」をカバーすれば、曲の中盤でROYとJIM(G, Cho)が合流。最後はROYと牧のシャウトがオーディエンスを熱狂させた。
その後2組は、スプリットシングルに収録されているそれぞれの新曲のパフォーマンスへ。バニラズは夏にぴったりな陽気なロックチューン「ヒンキーディンキーパーティークルー」を、対するTHE BAWDIESはROYの渋い歌声が光る「45s」をプレイする。そして、オーディエンスの熱気が十分に高まったところで、THE BAWDIESの「KEEP ON ROCKIN'」のセッションへ。ROYと牧は自ら激しいシャウトを繰り出しながらも、オーディエンスやメンバーにもシャウトを要求する。そして、指名された面々が無事ROYの合格点を得たところで大サビに突入。曲のクライマックスでは空高くROYと牧の声が響きわたり、ステージも客席エリアもお祭り騒ぎに。フリーライブはTHE BAWDIESとバニラズらしい形で大団円を迎えた。
なおGYAO!ではTHE BAWDIES「45s」、バニラズ「ヒンキーディンキーパーティークルー」のミュージックビデオフルバージョンを公開中。
THE BAWDIES × go!go!vanillas Free Live "Rockin' Zombies" supported by au
2016年7月20日 代々木公園イベント広場野外ステージ セットリスト
01. Daydream Believer
02. HOT DOG
03. マジック
04. COUNTER ACTION
05. イッツ・トゥー・レイト
06. ヒンキーディンキーパーティークルー
07. 45s
08. KEEP ON ROCKIN'
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- THE BAWDIES 「45s」|GYAO!|音楽
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