尾崎にとって初の小説であり自身の本名をタイトルに冠した「祐介」は売れないバンドマンの姿を描いた作品で、尾崎の体験を反映させた半自伝的な内容に。サイン会の前に行われた会見に出席した尾崎は、複数のカメラを前にして「こういった会見は初めてなのでうれしいです」と照れ笑いを浮かべた。そして「祐介」が実際に本屋並んでいることについて、「『書けたんだなあ。本を本屋で見たら感動するんだなあ』と思った」としみじみと述べた。初めて小説を執筆したことの感想を問われた彼は、「音楽はメロディやリズム、バンドの演奏があるし、大きな音で表現するものなので、音楽に乗せると怒りなどの感情がメロディに流れていってしまうときがあるんです。小説には制限がないので、そういう部分では難しい部分もあったんですけど向き合ってやれました」と語る。
執筆の時期については、2015年3月から2016年5月頃までとのことで、「主に音楽でうまくいかないときに書いていました。去年ずっとしんどくて、音楽を辞めようと思ってたんですけど、これを書いて吐き出すことで保ってました」と当時の心境を明かした。また音楽を辞めようと思っていた理由を「精神的なものだと思うんですけど、声が出なくなってしまった」からだと話す。ファンから声について突っ込まれることもあり、「それでもステージに立たなきゃいけないし、途中でやめることができないからつらかった。そのときに小説を書くことで昔の自分を振り返って『もっとすごいことがあったんだよなあ』と踏ん張れました」と語った。本の表紙が鮮やかなピンク色であることについては「デザイナーさんに『サーモンピンクがいい』とリクエストしました。自分の肉を切って見せている感じを出したかったんです」と述べ、「この色は目立つから、本屋に置かれてないときにすぐにわかってショックを受けそうですね。広く置いてもらえるようにしないとなあ」と笑みを見せていた。
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- クリープハイプ尾崎世界観、慟哭の初小説!『祐介』 「俺は、俺を殴ってやろうと思ったけれど、 どう殴っていいのかがわからない。」|特設サイト|本の話WEB
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