2016年3月に結成10周年を迎え、2017年3月までの1年間をアニバーサリーイヤーと位置付けて活動中のLEGO。先日のイベントには、こちらもデビュー10周年という節目を迎えた
先攻はゲストであるBIGMAMAが担当。彼らはLEGOの10周年を祝うように1曲目に「SPECIALS」をプレイし、フロアを高揚感で満たしていった。さらに彼らは、クラシックとロックを融合させたコンセプトアルバム「Roclassick」シリーズから「Swan Song」「No.9」の2曲を連続で披露したり、新曲「Weekend Magic」をパフォーマンスしたりとダイナミックなロックチューンを連続投下。金井政人(Vo, G)は「LEGO BIG MORL、10周年おめでとうございます」と盟友を祝いつつ、「皆さんの心を奪って帰ります!」と言い放ちフロアを沸かせる。さらにライブ後半では、「Lovers in a Suitcase」や「Sweet Dreams」といったシンガロングが起きるナンバーを届け、一体感を作り出して主役にバトンを渡した。
この日がベストアルバム「Lovers, Birthday, Music」リリース後初のライブとなったLEGOは、新旧のナンバーを織り交ぜた充実のセットリストでパフォーマンスを展開。タナカヒロキ(G)の切れ味の鋭いギターがさく裂した「ワープ」を皮切りに、ヤマモトシンタロウ(B)がひずんだベースを奏でる「Wait?」、カナタタケヒロ(Vo, G)の切ない歌声が観客を酔わせた「Ray」など、さまざまなタイプの楽曲が続いた。MCではタナカが「BIGMAMAとちゃんと対バンするのは初めてで。なんで呼んでくれんの……。自分で呼んでしもうたわ」と語り観客を笑わせる。そんな言葉を経てBIGMAMAの「秘密」がカバーされる一幕もあり、会場は大盛り上がり。また曲の間奏ではアサカワヒロ(Dr)が、BIGMAMAに引っかけて「ビッグマック」を食べ、さらに2Lのお茶を一気飲みするというチャレンジも。メンバーも観客も、アサカワにしかなし得ないパフォーマンスに大爆笑していた。
ライブの終盤を彩ったのは「RAINBOW」や「Blue Birds Story」といったLEGOの歴史の中でも新しいナンバーたち。「Strike a Bell」では大きなシンガロングが起き、温かなムードが漂う。タナカは「3月の赤坂BLITZでのライブを超えられるのか心配でしたが……超えられたのはみんなのおかげです」とうれしそうな笑顔を浮かべていた。そしてアンコールではライブの定番曲「正常な狂気」を、金井をゲストボーカルとして招いてセッション。曲のラストではカナタと金井によるツインボーカルも実現し「Thanks Giving vol.7」は大盛況のうちに幕を閉じた。
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Thanks Giving vol.7
2016年7月1日 LIQUIDROOM セットリスト
BIGMAMA
01. SPECIALS
02. Paper-craft
03. Swan Song
04. No.9
05. Weekend Magic
06. 最後の一口
07. A KITE
08. Lovers in a Suitcase
09. Sweet Dreams
10. MUTOPIA
11. 神様も言う通りに
LEGO BIG MORL
01. ワープ
02. Wait?
03. テキーラグッバイ
04. end-end
05. Spark in the end
06. Ray
07. バランス
08. 秘密
09. 傷
10. RAINBOW
11. Strike a Bell
12. Blue Birds Story
<アンコール>
13. 正常な狂気
LEGO BIG MORLのTV・ラジオ出演情報
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リンク
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