PIZZA OF DEATH RECORDS内レーベル、Jun Gray Records主催のライブイベント「Jun Gray Records pre. "And Your Birds Can Sing II In TOKYO"」が6月8日に東京・新代田FEVERにて開催された。
このライブは同レーベルのコンピレーションアルバム「And Your Birds Can Sing II」の発売を記念して行われたもの。同アルバムは2013年12月にリリースされた「And Your Birds Can Sing」に続くJun Gray Recordsのコンピレーションアルバムの第2弾で、
トップバッターを担ったのは東京都八王子市を拠点に活動する5人組バンド・rem time rem time。彼女たちはアルバム収録曲「遠くへ」をはじめとした、日本語詞を乗せた叙情的なナンバーをエモーショナルにプレイしていく。MCでは初々しい姿を見せつつも、2015年結成という短いキャリアながら堂々としたステージングでイベントの幕を開けた。
2番手を担ったUNLIMITSは、唯一Jun Gray Records所属のバンド。MCでは大月義隆(G)がレーベルのプロデューサー・Jun Gray(Ken Band)のモノマネをしてみせるなど和やかなムードでライブを進行する。さらに清水葉子(Vo, G)が「この勢いでJun Gray Recordsをもっと大きくしていこうと思う」と決意を語り、バンドは「And Your Birds Can Sing」の収録曲「エターナル」や7月6日にリリースするニューアルバム「U」収録曲などをタイトな演奏で届けていった。
あやぺた(Vo, G)が「女でもこんなにカッコいいことができるんやっていうことを証明しに来た」と意気込んだDizzy Sunfistは、疾走感あふれるパンクチューンで勢いあるライブを展開。この日がライブ初披露となったコンピ収録曲「Sweet Place」やスカのリズムでファンを踊らせた「SULLEY」などあやぺたといやま(Vo, B)によるはつらつとしたツインボーカルで場内を彩っていく。最後にはあやぺたが「女でもバンドができるんや!」と再びシャウト。パワフルなサウンドを場内いっぱいに放っていった。
この日のトリを飾ったのは名古屋のパンクバンド・Xero Fiction。ハードコアバンドとの競演が多いという彼らは普段とは違うファン層を前に「気持ちいいね」と笑顔を見せながらコンピ参加曲「NEVER MIND」など軽快なパンクチューンとキュートな歌声を届けていく。また「耳が疲れてるだろうから」という前置きからスローチューン「Rainy day」も織り交ぜ、緩急をつけたセットリストでオーディエンスを魅了し、この日のライブを締めくくった。
なお同イベントの愛知公演は6月18日に栄R.A.D. にて、大阪公演は19日にLIVE HOUSE Pangeaにて開催される。両公演にはrem time rem time、SpecialThanks、UNLIMITS、Xero Fictionの4組が出演する。
Jun Gray Records pre. "And Your Birds Can Sing II In NAGOYA"
2016年6月18日(土)愛知県 栄R.A.D.
<出演者>
Jun Gray Records pre. "And Your Birds Can Sing II In OSAKA"
2016年6月19日(日)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
<出演者>
rem time rem time / SpecialThanks / UNLIMITS / XERO FICTION
※記事初出時、アーティスト名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
リンク
- Jun Gray Records
- Jun Gray Records 第2弾コンピレーションアルバム [And Your Birds Can Sing II] リリース特設サイト / JunGray Records
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