瀬川あやか、メジャー進出発表にうれし涙「1人の力で来れたわけではありません」

4月27日に東京・原宿アストロホールにて瀬川あやかのワンマンライブ「瀬川あやかバースデーワンマン supported by ASTRO HALL ～さよなら兄さん（23）…ここから西（24）へライブ～」が開催された。

ステージ袖からゆっくりと登場した瀬川は「皆さんこんばんは！」と元気いっぱいに挨拶し、オーディエンスを景気付ける。バンドメンバーと目配せをした彼女は「私が初めて作った曲を歌いたいと思います」と話し「はじまり」でライブをスタートさせた。「渋谷のスクランブル交差点を初めて見たときの印象をもとに作った曲です」と曲紹介をしたあとに披露された「マスカット」では、フロアから自然と手拍子が沸き、瀬川は笑顔で同曲を歌唱。1曲終わるごとに温かい拍手がステージに送られ、ライブは和やかなムードの中進行していった。

ライブ中盤、瀬川は一度ステージを掃けるバンドメンバーに向け「またね」と声を掛け、弾き語りで「またね。」をパフォーマンス。さらに等身大の自分自身をテーマに作った楽曲「未熟なうた」をしっかりと歌い上げた。再びバンドメンバーを迎えてから披露された「『せーのっ！』」では、瀬川が観客にシンガロングを要求。「口が動いてないよ！」とフロアに檄を飛ばすとフロアからは盛大な歌声が上がり、一体感のあるパフォーマンスが繰り広げられた。

またこの日は瀬川の誕生日であることを受け、ライブ終盤では自身の誕生日を祝うバースデイソング「ハッピーハッピーバースデー」を披露。歌唱後、ステージ上に彼女と同じ事務所に所属するモデルの川辺優紀子が登場し、瀬川に花束と大きな包みを渡してファンと一緒に誕生日を祝福した。瀬川は包みの中に入っていたメジャーデビューを知らせるボードを取り出し「瀬川あやか、メジャーデビューが決まりました！」と、ファンに報告。そして彼女は「1人の力でここまで来れたわけではありません。ここからが新たなスタートだと思って、皆さんへの感謝の気持ちを忘れずにがんばっていきたいと思います」と涙ながらにファンへの言葉を口にした。ライブ本編の最後には瀬川のメジャーデビュー曲となる「夢日和」が初披露され、祝福ムードの中、彼女はステージをあとにした。

盛大なアンコールに応えて、バンドメンバーとともにステージ上に現れた瀬川は「タイムマシン」と「ベストフレンド」の2曲を歌唱。「ベストフレンド」ではこの日一番のシンガロングが会場内に響き、彼女のワンマンライブはフィナーレを迎えた。

なお瀬川のメジャーデビューシングル「夢日和」は6月15日にリリースされる。