三月のパンタシア×loundrawが描き出す「はじまりの速度」MV公開

三月のパンタシアのメジャーデビュー曲「はじまりの速度」のミュージックビデオのショートバージョンが、YouTubeおよびオフィシャルサイトにて公開された。

6月1日にKi/oon Musicからシングルとしてリリースされる「はじまりの速度」は、アニメ「キズナイーバー」のエンディングテーマとしてオンエア中。MVに登場するイラストは、シングルのジャケットイラストを手がけたloundrawが描いている。

また、みあ（Vo）の「はじまりの速度」についてのコメントも発表された。彼女は「三月のパンタシアが発表してきた楽曲のなかでも特に優しくて、聴いてくださる皆さまの心に、グッと寄り添うような曲ですね」「不安なとき、心細いときに傍に置いてもらえる曲になるといいな。そうやってみなさんと繋がっていけたら嬉しいです」と述べている。各配信サイトでは、「はじまりの速度」のテレビサイズバージョンの配信が始まっているのでMVとあわせてチェックしてみよう。

みあ コメント

三月のパンタシアが発表してきた楽曲のなかでも特に優しくて、聴いてくださる皆さまの心に、グッと寄り添うような曲ですね。これまでは抽象的な詞や不思議な世界観のなかで創造してきた楽曲も多かったので、また新鮮な気持ちで歌えました。

最初にデモを聴いたときに、疾走感と清涼感のある風がふわっと吹いたので、それをベースに置いて、その風をどう変化させていくか、サビでどれだけ歌詞のメッセージをまっすぐ届けられるかを意識しました。

私は元々アニメ愛が強かったこともあって、自分たちの楽曲をアニメのEDテーマに選んでもらえたことがすごく嬉しかったですし、さらにメジャー・デビューが決定したりと、自分にとっても新たな「はじまり」の曲となりました。「キズナイーバー」の脚本を担当されている岡田麿里さんに作詞をお願いして、「キズナイーバー」と「三月のパンタシア」の世界観がリンクした、痛みもあるけど淡くてやさしい楽曲になりました。

＜一人じゃないよ、私がいるよ＞って語りかけるような、聴いてくれる人の背中をふわりと押してあげられるような曲にしたくて、その想いを声にのせました。

不安なとき、心細いときに傍に置いてもらえる曲になるといいな。そうやってみなさんと繋がっていけたら嬉しいです。